
安価で買うことのできる「キャラットミックス」と、無添加グレインフリーフードとして人気の高い「グランツキャットフード」について比較し、双方の違いと使い分けを解説します。
キャットフード選びや、なぜ安価なフードと高価なフードがあるのかわからないと言う方には、ぜひ読んでいただきたい内容になっています。ぜひ最後までお読みください。
目次
「グランツキャットフード」と「キャラットミックス」を6つの項目で比較しました!
グランツキャットフードとキャラットミックスの違いと使い分け方を調査するために、以下の6つのポイントを徹底的に比較しました。
- コスパ
- 販売会社と購入可能な場所
- 主原材料と危険性
- 成分
- 対象
- 食いつきなどの口コミ
なお、グランツには「チキン&サーモン」「サーモン」「チキン」の3種類、キャラットミックスには「かつお仕立ての味わいブレンド」「まぐろ仕立ての味わいブレンド」「ささみ風味のまろやかブレンド」「お肉とお魚味のよくばりブレンド」「毛玉をおそうじ」の5種類があります。
ここではグランツの【チキン&サーモン】【サーモン】、キャラットミックスの【かつお仕立ての味わいブレンド】【お肉とお魚味のよくばりブレンド】を比較していますので、ご了承ください。
グランツキャットフードとキャラットミックスを比較した結果は、以下の表の通りです。
グランツ
チキン&サーモン |
グランツ
サーモン |
キャラットミックス
かつお仕立ての味わいブレンド |
キャラットミックス
お肉とお魚のよくばりブレンド |
||
①コスパ | △
1.5kg 4,950円 (165円/日) |
◯
2.7kg 1,060円 (18円/日) |
|||
②販売会社と購入可能な場所 | △
GRANDS株式会社 公式サイトでのみ購入可 |
◯
ペットライン株式会社 通販、ペットショップ、ドラッグストア、ホームセンターなどで購入可 |
|||
③主原材料と危険性 | ◯
脱水チキン30%、フレッシュチキン15%、脱水サーモン14%、チキンファット10%、チキンプロテイン2%、サーモンオイル0.8% ※危険な原材料なし |
◯
フレッシュサーモン25%。脱水サーモン21.77%、チキンファット5.22%、チキンプロテイン2%、サーモンオイル1.94% ※危険な原材料なし |
△
穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ささみパウダー、等) ※穀物類、ミートミール、チキンミール、大豆ミール、フィッシュミール、着色料など危険な原材料もあり |
△
穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ささみパウダー、等) ※穀物類、ミートミール、チキンミール、大豆ミール、フィッシュミール、着色料など危険な原材料もあり |
|
④成分 | ◯
タンパク質36%、脂質17% 361kcal/100g |
◯
タンパク質32%、脂質16% 361kcal/100g |
△
タンパク質23.4%、脂質8.1% 335kcal/100g |
△
タンパク質23.4%、脂質8.1% 335kcal/100g |
|
⑤対象 | ◯
全猫種・全年齢 |
△
成猫1歳〜 |
△
全猫種・成猫1歳〜 |
||
⑥口コミ | ◯
|
◯
|
◯
|
||
×
|
×
|
×
|
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
「グランツ」と「キャラットミックス」比較①:コスパはどっちがいい?
グランツとキャラットミックスのコスパを比較した結果は、以下の通りです。
グランツ
|
キャラットミックス
|
|
お試し | 550円(300g/各種100gずつ) | なし |
価格(税込)と内容量 | 【1.5kg:500g×3袋】4,950円 | 【2.7kg:450g×6袋】1,060円
※Amazon参照 |
定期コース | あり
ごちそう定期便で10%〜20%OFF(4,455円〜3,960円) |
なし |
1日あたりの値段
※3kgの成猫の給餌量で計算 |
165円(通常購入時)
132円(定期購入時) ※1日50gで計算 |
18円(通常購入時) |
コスパが良いのは「キャラットミックス」です。
グランツが1.5kgで4,950円であるのに対し、キャラットミックスは2.7kgで1,060円と約5倍近い差があります。
グランツは無添加グレイフリーのキャットフード。
原材料にこだわり上質なものを使用し、猫の体に悪いとされているものは一切使用していません。そのため、ある程度値段が高いのは仕方のないことかもしれませんね。
しかし、あまりに高額すぎるのは考えものですよね。
そこで、お得に購入できるお試しコースや定期コースがおすすめ。
グランツは、550円で3種類のフレーバーを100gずつ試すことができます。
猫は好き嫌いが激しい動物であるため、高価で大量のフードを買っても食べないことも多いです。550円でどの味が好みなのか、アレルギーはないかなどのチェックができるのは、ありがたいですね。
また、グランツには、継続購入するたびに割引率が高くなる「ごちそう定期便」もあります。通常では約5,000円するグランツですが、このごちそう定期便をうまく使えば10%〜20%OFFの4,455円〜3,960円で購入できるようになります。
(引用元:グランツキャットフード)
お試しコースで猫の好みをある程度絞ってから、ごちそう定期便でお得に購入するのも良いでしょう。
とは言え、定期便でお得に購入してもキャラットミックスのコスパには叶いません。
コスパ面では、圧倒的にキャラットミックスが良いと言えるでしょう。
「グランツ」と「キャラットミックス」比較②:販売会社はどっちが安心?
グランツとキャラットミックスの販売会社について比較した結果は、以下の通りです。
グランツ
|
キャラットミックス
|
|
販売会社 | GRANDS株式会社 | ペットライン株式会社 |
購入可能な場所 | 公式サイトのみ | 通販、ペットショップ、ドラッグストアなど |
原産国 | フランス | 日本 |
生産工場 | フランスの港町にある工場 | IS022000を取得しているほか、厳しい品質管理を実施 |
販売会社の安全性が高いのは「キャラットミックス」です。
グランツを販売している「GRANDS株式会社」は、株式会社シー・コネクトから独立した会社。シー・コネクトは、ECサイトを用いた電子商取引を手がける企業ですが、その通販スキルを活かした新規事業としてGRANDS株式会社を立ち上げ、キャットフードの開発・販売を行っています。
グランツを製造している工場は、ペット愛国フランスの港町にあります。
公式サイトには「工場出荷の前には外部機関による衛生検査を実施」という記載がありますが、基準等の詳細は明示されていません。
品質管理の詳細がわからないため、安全性が高いとは言い切れないのが現状です。
対するキャラットミックスの販売会社は「ペットライン株式会社」です。
ペットライン株式会社は、創業55年を誇る老舗ペットフード販売会社。その歴史は長く、なんと国産第1号のドライタイプのキャットフードを発売したパイオニア企業なのです。
キャラットミックスを製造しているのは、国際基準であるISO22000(食品安全マネジメントシステム)を取得している工場。さらには、独自の厳しい品質チェックを行なうなど、徹底した管理体制となっています。
しかし、独自の基準の詳細が不明な点と、過去に異物混入でのリコールがあった点は、少々気になるポイントなのも確かです。
(キャラットミックスのリコール報告はありませんが、同社他ブランドでリコールあり)
とは言え、工場の安全性を公表している点を加味すると、キャラットミックスの方が安全と考えて間違いないでしょう。
「グランツ」と「キャラットミックス」比較③:原材料がいいのは?
グランツとキャラットミックスでは、原材料に大きな違いがあります。
また、グランツもキャラットミックスも複数のラインナップがあり、商品ごとに原材料の内容も異なります。どれが愛猫に向いているのか判断する重要なポイントにもなるため、詳しくみてみましょう。
グランツ
チキン&サーモン |
グランツ
サーモン |
キャラットミックス
かつお仕立ての味わいブレンド |
キャラットミックス
お肉とお魚のよくばりブレンド |
|
主な原材料 | 脱水チキン30%、フレッシュチキン15%、脱水サーモン14%、チキンファット10%、チキンプロテイン2%、サーモンオイル0.8% | フレッシュサーモン25%。脱水サーモン21.77%、チキンファット5.22%、チキンプロテイン2%、サーモンオイル1.94% | 穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ささみパウダー、等) | 穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(チキンミール、ミートミール、ささみパウダー、等) |
その他の原材料 | さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛) | エンドウ豆、さつまいも、ベジタブルファイバー、ポテトスターチ、ポテトプロテイン、チコリ、ビール酵母、マンナンオリゴ糖、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、ユッカエキス、スピルリナ、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A,D3,E)、アミノ酸類(タウリン,L-カルニチン)、ミネラル類(銅,ヨウ素,鉄,マンガン,セレン,亜鉛) | 豆類(大豆ミール、等)、油脂類(動物性油脂、等)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー、かつおパウダー、等)、野菜類、β-グルカン、グルコサミン、ローズマリー、バジル、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール) | 豆類(大豆ミール、等)、油脂類(動物性油脂、等)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー、かつおパウダー、等)、野菜類、β-グルカン、グルコサミン、ローズマリー、バジル、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール) |
穀物類 | なし | なし | とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール | とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール |
好ましくない原材料 | なし | なし | 穀物類、ミートミール、チキンミール、大豆ミール、フィッシュミール | 穀物類、ミートミール、チキンミール、大豆ミール、フィッシュミール |
人工添加物 | なし | なし | 青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、ミックストコフェノール | 青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、ミックストコフェノール |
原材料が良いのは「グランツ」です。
グランツは、”猫本来の食生活に近い食事”、”猫に不要なものは一切使わない”ことを徹底しているため、人工添加物など猫に好ましくないものは一切使用していません。
人工添加物だけでなく「穀物類」も一切使用していないのも、グランツの特徴のひとつ。猫は元々肉食動物であるため、穀物類の消化を得意としません。穀物類を消化・吸収できずに下痢や軟便になってしまったり、アレルギー反応がでてしまったりすることも。
グランツは、チキンやサーモンといった動物性原材料を主原材料としてふんだんに使用しており、猫向けのフードとなっています。
グランツで使用している原材料に関して、公式サイトでは「原材料の大半は人間の食品用と変わらない鮮度と部位を使用し、腐敗した肉などの使用は一切しておりません」と公言されています。人間が食べても問題のないヒューマングレードではありませんが、上質な原材料を使用していることに違いありません。
また、マンナンオリゴ糖やチコリといった「プレバイオティクス」を配合している点も特徴的。プレバイオティクスとは、善玉菌の増殖をサポートする作用を持つ食品のこと。
腸内環境の改善に役立つものであるため、下痢や軟便などの排便トラブルの改善にも期待できるでしょう。
さらに、クランベリーやブルーベリーなど、尿路結石の予防効果に期待できる原材料も配合されています。
グランツは、猫が抱えやすい「下痢」や「尿路結石」といった問題の解決に期待できる原材料が配合されているため、良いキャットフードと言えるでしょう。
対するキャラットミックスの主原材料は、とうもろこしや小麦粉といった穀物類。
穀物類には腹持ちを良くする効果がありますが、穀物類の消化を得意としない猫にとっては、やや負担となる場合も。穀物アレルギーを持つ猫も少なくないため、注意が必要になるでしょう。
また、使用されている肉類が「◯◯ミール」「◯◯パウダー」という点も懸念点となります。
これらは、哺乳動物の脂肪を溶かして油脂を抽出して作った乾燥肉を意味しますが、実は使う動物の種類や状態は限定されていません。どんな動物の肉なのか、どういった状態の動物の肉なのかが分からないため、粗悪な肉を使用している可能性もゼロではないのです。
また、発がん性や下痢、アレルギーの誘発リスクがある着色料が使用されている点にも、注意が必要です。
赤色3号・102号、黄色4号、青色1号は、リスクの高さから海外では食用の使用が禁止されているほど。コスパの良さはピカイチですが、猫にとって安心安全とは言えないのも確かです。
大切な家族の一員の愛猫ですから、「グレインフリー、人工添加物不使用」かつ、猫が抱えやすい症状への配慮がされているグランツの方が安心できますね。
「グランツ」と「キャラットミックス」比較④:栄養価が優れているのは?
グランツとキャラットミックスの成分や栄養価にも、大きな違いがあります。
栄養価の違いにより、猫の体に与える効果も異なってきます。詳しく見ていきましょう。
グランツ
チキン&サーモン |
グランツ
サーモン |
キャラットミックス
かつお仕立ての味わいブレンド |
キャラットミックス
お肉とお魚のよくばりブレンド |
|
タンパク質 | 36% | 32% | 23.4% | 23.4% |
脂質 | 17% | 16% | 8.1% | 8.1% |
繊維 | 4.5% | 4.5% | 3.5% | 3.5% |
灰分 | 8.5% | 9% | 10% | 10% |
水分 | 10% | 10% | 10% | 10% |
オメガ6脂肪酸 | 0.7% | 2.3% | − | − |
オメガ3脂肪酸 | 0.5% | 1.0% | − | − |
オメガ6:オメガ3 | 1.4:1 | 2.3:1 | − | − |
リン | 1.1% | 1.0% | − | − |
マグネシウム | 0.09% | 0.08% | 0.12% | 0.12% |
ナトリウム | 0.6% | 0.9% | − | − |
カルシウム | 1.6% | 1.3% | − | − |
カリウム | − | − | − | − |
タウリン | − | − | − | − |
カロリー
(100gあたり) |
361kcal | 361kcal | 335kcal | 335kcal |
栄養価が優れているのは「グランツ」です。
グランツ(チキン&サーモン)は、タンパク質が36%と高タンパク質なフード。
良質な筋肉やハリのある毛など、猫の健康や成長にタンパク質は欠かせません。なかでも肉や魚といった動物性タンパク質が良いとされていますが、グランツは動物性タンパク質も多く、まさに成長期の子猫や活発な猫にぴったりな成分となっています。
ただし、高タンパク質なフードは腎臓や肝臓が弱ってきたシニア猫には負担になることもあるので、注意も必要です。
グランツ(サーモン)は、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が高配合なフード。
オメガ3脂肪酸もオメガ6脂肪酸も、猫の美貌を保つためには欠かせない成分です。と言うのも、オメガ3脂肪酸には炎症を抑えたり血液をサラサラにしたりする働き、オメガ6脂肪酸には皮膚や毛艶・毛並みを美しく保つ効果があるため。
猫の見た目を美しく保ちたいという場合に、グランツのサーモンはおすすめです。
対するキャラットミックスは、タンパク質が23.4%、脂質が8.1%とAAFCOの基準を満たしていません(AFFCOの基準:成猫でタンパク質26%・脂質9%が最低値)
タンパク質や脂質が不足すると、良質な筋肉がつかなかったり、皮膚や毛並み・毛艶の状態が悪くなる可能性があるため、注意が必要です。
また、主原材料が穀物類であるキャラットミックスは、炭水化物も多め。
健康な猫であれば40%程度の炭水化物の消化は問題ありませんが、40%以上では消化機能の低下(下痢・嘔吐・鼓腸など)や高血糖を引き起こす可能性が高まります。
さらに、ミネラル類の詳細なデータが掲載されていない点も懸念点。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスや、リン・マグネシウム・ナトリウム等のバランス不良・不足は、猫の体調に直結するものです。詳細が掲載されていないため、良し悪しの判断ができないのが現状です。
パッケージには「下部尿路の健康維持に配慮/マグネシウム量を調整」と書かれていますが、その詳細は不明なのです。
上記を考慮すると、客観的データに基づいて分析できる「グランツ」が、圧倒的に安心できるフードと考えて間違いないでしょう。
「グランツ」と「キャラットミックス」比較⑤:対象の猫の種類・年齢は?
グランツとキャラットミックスの対象については、以下の通り。
グランツ
チキン&サーモン |
グランツ
サーモン |
キャラットミックス
|
|||
対象 | 全猫種・全年齢
(推奨:生後2ヶ月〜) |
成猫1歳〜 | 全猫種・成猫1歳〜 |
グランツのチキン&サーモンは全年齢、グランツのサーモンとキャラットミックスは1歳以上の成猫が対象となります。
子猫専用のフードから成猫用のフードに切り替える際には、1週間〜2週間の期間が必要です。切り替え時には、下痢や軟便になったり食べが悪くなったり、スムーズに切り替えができないこともしばしば。
猫の好みに合ったフードを新しく見つけるのも、なかなか大変な作業です。
切り替えの必要がないグランツのチキン&サーモンは、使い勝手が良いかもしれませんね。
「グランツ」と「キャラットミックス」比較⑥:食いつきがいいのは?
グランツとキャラットミックスの食いつきや口コミについて見てみましょう。
グランツ
チキン&サーモン |
グランツ
サーモン |
キャラットミックス
|
|
粒の大きさ | 8mm〜10mmの三角形 | 10mm〜12mmのコイン型 | 10mm〜12mm花・魚形 |
良い口コミ |
|
|
|
悪い口コミ |
|
|
|
食いつきに関しては、グランツ・キャラットミックスともに「よく食べる」という口コミと「食べない」という口コミがありました。
食いつきに関しては、猫の好みに左右されるため、どちらが良いとは言い切れません。
しかし、グランツもキャラットミックスも複数のフレーバーがあるため、猫の好みに合ったフードが見つかる可能性が高いのも確か。グランツにはお試しコースがあるため、本購入の前に愛猫の好みを確認するのも良いかもしれませんね。
また、粒の大きさは食べやすさに直結します。
グランツのチキン&サーモンが8mm〜10mmの小粒であるのに対し、グランツのサーモンやキャラットミックスは10mm〜12mmとやや大きめです。
咀嚼力の弱い子猫やシニア猫には、グランツのチキン&サーモンが食べやすいかもしれません。
キャラットミックスの悪い口コミのなかで気になったのが、腹部症状の悪化が見受けられたという点。これは、穀物類が消化の負担になっていたり、人工添加物が悪影響を与えていたりする可能性があります。穀物アレルギーの症状として、下痢や嘔吐が生じている可能性も考えられますね。
キャラットミックスは安価で購入できますが、猫にとって安心安全のフードとは言えないため、注意しましょう。
「GRANDSキャットフード」がおすすめの猫はこんな猫!
グランツキャットフードは、以下のような猫におすすめです。
猫の状態 | おすすめの理由 | |
全フレーバー共通 | 穀物アレルギーのある猫 | グレインフリー。 |
尿路結石が気になる猫 | 尿路ケア効果のあるクランベリーやブルーベリーを配合している。 | |
排便コントロールが気になる猫 | プレバイオティクスを配合している。 | |
チキン&サーモン | 急成長期の子猫 | タンパク質が37%以上であり、急成長に必要なタンパク質をカバーできる。 |
運動量の多い猫 | タンパク質が37%以上であり、良質な筋肉を作り出せる。 | |
サーモン | 毛艶や皮膚の状態が気になる猫 | オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が高配合。 |
グランツキャットフードの特徴は、猫が抱えやすい問題にコミットしている点。
猫は尿路結石や下痢や軟便といった排便コントロールに問題を抱えやすい動物です。
グランツは、ベリー類を配合することで尿路結石を予防できたり、消化器の負担になる穀物類を使用していなかったり、プレバイオティスクを配合して腸内環境を整えたりと、猫への配慮がされているキャットフードです。
排便コントロールが悪い猫や、尿路結石を予防したい猫におすすめです。
さらに、チキン&サーモンは、高タンパク質なフードであるため子猫や運動量の多い猫にもおすすめ。ただし、高タンパク質はカロリー消費の少ないシニア猫には負担になる可能性もあります。全年齢対応のフードではありますが、あくまで若くて元気な猫向けのフードと言えるでしょう。
また、毛並みの悪さや皮膚炎などで悩んでいる猫の場合、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を多く配合しているサーモンがおすすめ。
グランツキャットフードの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
「キャラットミックス」がおすすめの猫はこんな猫!
キャラットミックスは、以下のような猫におすすめです。
状態 | おすすめの理由 |
すぐにお腹が空いてしまう猫 | 穀物類が多いため、腹持ちが良い。 |
多頭飼いの場合 | コスパに優れている。 |
キャラットミックスの最大の特徴は、大容量かつ非常に安価という点。
1袋5,000円超のプレミアムキャットフードが多いなか、2.7kgで約1,000円とコスパは非常に優れています。複数の猫を飼っていたり、フードの消費が激しいよく食べる猫などには、お財布に優しいフードと言えるでしょう。
また、同じ栄養価でありながら複数のフレーバーがある点も魅力的。
猫は好き嫌いや飽きが激しい動物ですが、フレーバーが複数あれば猫の好みに合う味も見つかる可能性が高いです。
とは言え、猫の健康に好ましくない穀物類や人工添加物を使用しているのも確かです。
安価なフードなので、内容も相応であることは理解しておく必要があるでしょう。
キャラットミックスの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。