栄養が高いのは?「モグニャン」と「オールウェル」を比較!

グレインフリーのフードとして人気の高い「モグニャン」と、お手頃価格でさまざまなラインナップがある「オールウェル」について、徹底比較しました。

 

この記事を読めば、モグニャンとオールウェルの違いや使い分けがわかるようになります。ぜひ最後までお読みください。

「モグニャン」と「オールウェル」を6つの項目で比較しました!

ペットショップやドラッグストアで見かけることの多い「オールウェル」。対し、店舗販売はせずに公式サイトのみで販売している「モグニャン」。

 

同じ”キャットフード”でありながら、双方には多くの違いがあります。モグニャンとオールウェルにはどんな違いがあるのか、どういった特徴があるのか、使い分けるポイントなどを、以下の6つのポイントをもとに徹底比較しました。

 

  1. コスパ
  2. 販売会社と購入可能な場所
  3. 主原材料と危険性
  4. 成分
  5. 対象
  6. 食いつきなどの口コミ

 

モグニャンとオールウェルを比較した結果は、以下の表の通りです。

なお、オールウェルには多くのラインナップがありますが、今回は最も人気の高い「室内猫用」シリーズについて比較しています。ご了承ください。

モグニャン

オールウェル

室内猫用チキン味

オールウェル

室内猫用フィッシュ味

オールウェル

室内猫用フィッシュ味−贅沢素材入り−

①コスパ

1.5kg 4,708円

(144円/日)

1.6kg 1,781円

(67円/日)

1.6kg 1,781円

(67円/日)

1.5kg 1,781円

(71円/日)

②販売会社と購入可能な場所

株式会社レティシアン

公式サイトでのみ購入可

ユニ・チャーム株式会社

ドラッグストアやペットショップなどで購入可

③主原材料と危険性

白身魚65%、サーモンオイル、フィッシュスープ

※危険な原材料なし

穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品粉末)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干パウダー、かつお節)

※危険な原材料あり

穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品粉末)

※危険な原材料あり

穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、乾燥小魚、煮干パウダー、かつお節、まぐろミール、かつおミール、白身魚ミール、乾燥シラス)

※危険な原材料あり

④成分

タンパク質27%、脂質11%

379kcal/100g

タンパク質30%、脂質9%

340kcal/100g

タンパク質30%、脂質9%

340kcal/100g

タンパク質30%、脂質9%

340kcal/100g

⑤対象

全猫種・全年齢

成猫1歳〜

⑥口コミ

  • 食いつきが良い
  • 原材料が安心
  • 小粒で食べやすそう

×

  • 食べない
  • 匂いがキツい

  • 食いつきが良い
  • 吐き戻しが減った
  • 価格が安い

×

  • 食べが悪い
  • 下痢・便秘になった
  • 吐き戻しが軽減されない

 

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

「モグニャン」と「オールウェル」比較①:コスパはどっちがいい?

モグニャンとオールウェルのコスパを比較した結果は、以下の通り。

モグニャン

オールウェル

室内猫用チキン味

オールウェル

室内猫用フィッシュ味

オールウェル

室内猫用フィッシュ味−贅沢素材入り−

お試し 100円(50g) 330円(200g)
2,178円(1.5kg)

※初回半額お試しコース

価格(税込)と内容量 【1.5kg】4,708円 【1.6kg:400g×4袋】

1,781円

※Amazon参照

【1.6kg:400g×4袋】

1,781円

※Amazon参照

【1.5kg:375g×4袋】1,781円

※Amazon参照

定期コース 定期コースで最大20%OFF(3,766円) なし
1日あたりの値段

※3kgの成猫の給餌量で計算

66円(お試し購入時)

144円(通常購入時)

116円(定期購入時)

※1日46gで計算

66円

※1日60gで計算

66円

※1日60gで計算

71円

※1日60gで計算

 

コスパが良いのは「オールウェル」です。

 

モグニャンが1袋1.5kgで4,708円であるのに対し、オールウェルは1袋1,781円。

ほぼ同量であるにも関わらず、3,000円近い差があります。

 

これは、原材料の違いが大きく関係しています。

と言うのも、穀物類が主原材料であるオールウェルに対し、モグニャンの主原材料は白身魚やサーモンだから。動物性原材料は原価が高いため、フード自体の値段も高くなってしまうのです。

 

モグニャンは高価なフードであるため、「キャットフードに5,000円近い値段は払えない」「食べてもらえなかったらショック」こう思ってしまう方も多いはず。

 

そんな場合には、初回半額お試しコースや定期コースの利用がおすすめ。

モグニャンは1日1,000人限定で、初回に限り半額で購入できます。

(引用:モグニャン公式サイト

 

初回半額コースを活用すれば、オールウェルと変わらないコスパで購入することができます。

無添加グレインフリーのプレミアムキャットフードを、このコスパで購入できるのはモグニャンだけ。試さない手はありませんね。

 

さらに、定期コースを活用すれば毎回最大20%OFFで購入することも。

お試しコースで試してみて、愛猫が気に入るようであれば、定期コースで継続購入するのも良いですね。

 

とは言え、最大20%の割引を受けても、オールウェルのコスパの良さには敵いません。

コスパはオールウェルが断然良いと言えるでしょう。

「モグニャン」と「オールウェル」比較②:販売会社はどっちが安心?

モグニャンとオールウェルの販売会社について比較した結果は、以下の通りです。

モグニャン

オールウェル

販売会社 株式会社レティシアン ユニ・チャーム株式会社
購入可能な場所 公式サイトのみ ペットショップ、ホームセンター、百貨店、ドラッグストアなど
原産国 イギリス 日本
生産工場 欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)の基準をクリアした工場 ISO9001及びISO14001を取得した国内工場

 

販売会社の安全性は、モグニャンもオールウェルもどちらも高いです。

 

モグニャンを販売している「株式会社レティシアン」は、世界中のプレミアムペットフードを直輸入・販売している会社。市場に直接足を運び、実物を見て確認したものかつ高品質で体に良いものだけを厳選して販売しています。

 

モグニャンは、そんな株式会社レティシアンが日本の猫向けに開発したキャットフード。

世界中のプレミアムキャットフードのノウハウをもとに、品質にも衛生面にも徹底的に配慮して作られています。

 

そんなモグニャンの製造工場は、厳しい審査基準で有名な「FEDIAF」のお墨付き。

ペット先進国イギリスで安全性と信頼性が高いと定評のある工場で作られているため、安心できますね。

 

また、原材料の納入時やフードの製造後に厳しい品質チェックを実施。テスト通過後にパッキングされた商品には、1袋1袋に製造番号が振られ、原材料の産地や製造日を徹底的に管理しているとのこと。

 

さらに、モグニャンは購入経路にも強いこだわりが。

店舗販売はせずに、公式サイトでの購入のみとなっています。これは、製造後の管理体制を統一することで高品質を守ったり、購入者の詳細を把握して問い合わせに迅速に答えたりするため。

やや不便に感じるかもしれませんが、安全性や購入者への配慮が十分されている証拠と言えますね。

 

対するオールウェルの販売会社は「ユニ・チャーム株式会社」。

ユニ・チャーム株式会社は1961年に創業し、その後1986年からペットケア事業を開始しています。

 

なお、品質管理についても認証取得をしており、オールウェルを製造している伊丹工場と三重工場は、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001と環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を取得しています。

 

その他にも品質管理は徹底しており、原材料の受け入れ時には成分の分析を行い、製造後包装時には金属探知機で異物混入をチェックするなどしています。その詳細を公式ホームページに開示しているところにも、好感と安心感が持てますね。

(参考:ユニ・チャーム公式サイト「安全・安心を届けるために」

 

モグニャンもオールウェルも安全な会社が販売しているため、安心して良さそうです。

「モグニャン」と「オールウェル」比較③:原材料がいいのは?

モグニャンとオールウェルの原材料には、大きな違いがあります。

オールウェルはフレーバーにより、原材料も異なります。原材料は愛猫に適したフードを選ぶ際の重要項目になるため、詳しく見てみましょう。

モグニャン

オールウェル

室内猫用チキン味

オールウェル

室内猫用フィッシュ味

オールウェル

室内猫用フィッシュ味−贅沢素材入り−

主な原材料 白身魚65%、サーモンオイル、フィッシュスープ 穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品粉末)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干パウダー、かつお節) 穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品粉末) 穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、乾燥小魚、煮干パウダー、かつお節、まぐろミール、かつおミール、白身魚ミール、乾燥シラス)、
その他の原材料 タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母、サツマイモ、ココナッツオイル、セルロース、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、乳酸菌 セルロースパウダー、動物性油脂、野菜類(ビートパルプ)、ビール酵母、糖類(オリゴ糖)、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス) セルロースパウダー、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干パウダー、かつお節、まぐろミール、かつおミール、白身魚ミール、乾燥シラス)、動物性油脂、野菜類(ビートパルプ)、ビール酵母、糖類(オリゴ糖)、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス) セルロースパウダー、動物性油脂、野菜類(ビートパルプ)、ビール酵母、糖類(オリゴ糖)、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)
穀物類 なし トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール
好ましくない原材料 なし 穀物類、◯◯ミール、動物性油脂、ビートパルプ 穀物類、◯◯ミール、動物性油脂、ビートパルプ 穀物類、◯◯ミール、動物性油脂、ビートパルプ
人工添加物 なし なし なし なし

 

原材料が良いのは「モグニャン」です。

 

モグニャンは、主原材料として白身魚を65%も使用しています。

モグニャンで使用している白身魚は、人間が食べても問題のないヒューマングレードのもののみ。肉食動物である猫の嗜好性にもぴったりですし、品質の高さも安心できますね。

 

モグニャンで使用している動物性原材料は「魚のみ」。

キャットフードの多くは、動物性原材料としてチキンを配合しています。しかし、チキンアレルギーを持つ猫も少なくありません。モグニャンは、チキンアレルギーを持つ猫にも、安心して与えられるでしょう。

 

また、猫は肉食動物であるが故に、とうもろこしや小麦といった穀物類の消化が得意ではありません。モグニャンは動物性原材料が豊富なだけでなく、穀物類を一切使っていないため、猫本来の食生活に合ったフードと言えますね

 

猫は胃腸系のトラブルをおこなしやすい傾向にあります。

それを考慮して、モグニャンには、ゆっくりと消化吸収ができるバナナやサツマイモ・タピオカなども配合されています。これらの原材料は、胃腸の負担軽減が期待できるでしょう。

 

対するオールウェルは、人工添加物こそ使用していないものの、穀物類やリスクを伴う原材料が使用されているのも確か。

 

猫が穀物類を摂りすぎてしまうと、消化不良や下痢・嘔吐が生じることも。腹持ちを良くする効果はありますが、猫の体の負担になるため注意が必要です。

 

また、動物性原材料に◯◯ミールを使用しているのも懸念点。

◯◯ミールは動物の乾燥肉を意味しますが、使用する肉の種類や状態は限定されていません。病気にかかった動物の肉や腐敗した肉を使用していても問題にはならないため、注意が必要となる場合も。

 

とは言え、オールウェルの公式サイトでは、

「主原材料の動物性タンパク原材料(チキンミールなど)は、ロット毎に官能検査(色調、臭い、外観物性など)と、原材料メーカーからの成分分析表のチェックを行い、原材料規格を満たしているかの確認を行います。」

オールウェル公式サイト

と明示されているのも確か。

リスクがゼロではありませんが、極力状態の良いものを使用する配慮はされているようです。

 

このように、オールウェルは安価で購入できますが、安価であるが故に原材料もやや不安が残る、というのが率直な感想です。

無添加グレインフリーかつ、高品質にこだわったモグニャンの方が、安心して愛猫に与えられるでしょう。

「モグニャン」と「オールウェル」比較④:栄養価が優れているのは?

モグニャンとオールウェルは、栄養価にも大きな違いがあります。

栄養価の違いにより、猫の体に与える効果も異なるため、詳しく見ていきましょう。

モグニャン

オールウェル

室内猫用チキン味

オールウェル

室内猫用フィッシュ味

オールウェル

室内猫用フィッシュ味−贅沢素材入り−

タンパク質 27%以上 30.0%以上 30.0%以上 30.0%以上
脂質 11%以上 9.0%以上 9.0%以上 9.0%以上
繊維 5.25%以下 9.0%以下 9.0%以下 9.0%以下
灰分 9.5%以下 7.0%以下 7.0%以下 7.0%以下
水分 5%以下 10.0%以下 10.0%以下 10.0%以下
ビタミンA 10000IU/kg以上 10000IU/kg以上 10000IU/kg以上
ビタミンE 80IU/kg以上 80IU/kg以上 80IU/kg以上
ビタミンB1 5.1mg/kg以上 5.1mg/kg以上 5.1mg/kg以上
ビタミンB2 5.1mg/kg以上 5.1mg/kg以上 5.1mg/kg以上
オメガ6脂肪酸 1.3%
オメガ3脂肪酸 2.5%
オメガ6:オメガ3 0.52:1
リン 1.1% 0.9% 0.9% 0.9%
マグネシウム 0.12% 0.10% 0.08% 0.08%
ナトリウム 0.3% 0.5% 0.5% 0.5%
カルシウム 1.3% 1.0% 1.0% 1.0%
カリウム 0.8%
タウリン 0.1%
カロリー

(100gあたり)

379kcal 340kcal 340kcal 340kcal

 

栄養価に関しては、愛猫の状態や求める効果により最適なフードが異なるため、一概にどちらが優れていると言うことはできません。

しかし、モグニャン・オールウェルともに、主要成分はAFFCOが定める基準をクリアしているため、栄養バランスの良いフードと言えます。

 

モグニャンの最大の特徴は、オメガ6脂肪酸の豊富さ。

モグニャンの主原材料である魚はオメガ6脂肪酸が豊富です。そのため、どのフードと比べても、モグニャンのオメガ6脂肪酸の含有量はピカイチ。

オメガ6脂肪酸には、血液をサラサラにする作用や抗炎症作用があるため、臓器に負担をかけることなく栄養を全身に送ることができます。心臓や腎臓・肝臓など血液の流れが多い器官が弱い猫や、皮膚炎などの炎症が起きている猫にぴったりです。

 

また、タンパク質や脂質が過剰でない点も特徴的。

33%を超えるような高タンパク質なフードが多い中、モグニャンはタンパク質量を抑えた作りとなっています。タンパク質は不可欠な栄養素ではありますが、腎臓や肝臓が弱い猫にとって高タンパク質は返って毒。臓器が弱い猫に、モグニャンはおすすめです。

対するオールウェルの特徴は、繊維質が豊富な点。

不溶性食物繊維を意味する粗繊維は、「吐き戻しの軽減」や「毛玉の形成」に役立ちます。オールウェルの公式サイトでも、吐き戻しを軽減できる点が強調されており、その力の入れようが分かります。

 

オールウェルは、独自の食物繊維配合技術を用いており、胃内で素早くフードを溶かすことができます。この技術のおかげで胃に入ったフードの膨張を抑えることができるため、吐き戻し軽減効果に期待できますね。

 

さらに、オールウェルの特徴として、ビタミンEの配合量の高さも挙げられます。

ビタミンEは免疫力を高める効果を持つため、猫の健康維持に役立ちます。

 

また、オールウェルは、低脂質・低カロリーという特徴もあります。

減量中の猫や活動量が少ない猫、高齢のため脂質による負担を避けたいシニア猫にもおすすめです。

 

オールウェルには、

・子猫用

・シニア用

・避妊・去勢した猫用

・肥満が気になる猫用

・早食いが気になる猫用

・健康免疫サポート

など、猫の状態に合わせたラインナップがあります。特に気になる症状がある場合は、問題に特化したフードを選ぶのも良いですね。

詳細は、オールウェルの公式サイトをご確認ください。

▶ オールウェル公式サイト

 

このように、モグニャンもオールウェルも栄養価の違いから得られる効果が異なります。

炎症や循環器が弱い猫にはモグニャン、吐き戻しが気になる猫や減量中の猫にはオールウェルが良いでしょう。

「モグニャン」と「オールウェル」比較⑤:対象の猫の種類・年齢は?

モグニャンとオールウェルの対象については、以下の通り。

モグニャン

オールウェル

対象 全猫種・全年齢

(推奨:生後2ヶ月〜)

成猫1歳〜

 

モグニャンが全猫種・全年齢対応のキャットフードであるのに対し、オールウェルは1歳以上の成猫が対象となります。

 

各ステージや猫の状態でフードを切り替えるのも良いですが、フードの切り替え作業はなかなか大変なもの。約1週間〜2週間の期間を要しますし、好みにより順調に切り替えが進まないことも珍しくありません。

モグニャンは、フードを切り替える手間がないため、利便性が高いと言えるでしょう。

 

また、子猫と成猫、シニア猫など多頭飼している場合にも、フードを分ける必要がないモグニャンは使いやすいかもしれません。

「モグニャン」と「オールウェル」比較⑥:食いつきがいいのは?

モグニャンとオールウェルの食いつきや口コミについて見てみましょう。

モグニャン

オールウェル

室内猫用チキン味

オールウェル

室内猫用フィッシュ味

オールウェル

室内猫用フィッシュ味−贅沢素材入り−

粒の大きさ 5mm〜8mmの俵形 7mmの丸型と9mmの花型 7mmの丸型と9mmの花型 7mmの丸型と9mmの花型と小魚・ささみフリーズドライ
良い口コミ
  • 食いつきが良い
  • 原材料が安心
  • 小粒で食べやすそう
  • 食いつきが良い
  • 吐き戻しが減った
  • 価格が安い
悪い口コミ
  • 食べない
  • 匂いがキツい
  • 食べが悪い
  • 下痢・便秘になった
  • 吐き戻しが軽減されない

 

モグニャンもオールウェルも「食いつきが良い」という口コミと、「食べない」という口コミ、両極端な口コミがありました。

猫の食いつきは、好みや咀嚼力にも左右されるため、どちらが良いと言い切るのは難しいです。

 

しかし、モグニャンの口コミには「今までと全然違う」「ご飯の時間になると喜んでくる」「おかわりをおねだりされる」など、他のフードとは違うという口コミも多く見受けられました。猫の大好きな魚を、上質かつたっぷり使っているからこその食いつきの良さなのかもしれませんね。

ただし、「匂いがキツい」との口コミも。魚をたっぷり使っているが故に、その匂いは独特かつ強烈なようです。室内飼いや置き餌の場合、匂いが気になることもあるかもしれません。

 

また、オールウェルもモグニャンも一般的なキャットフードよりも、粒が小さめ。

咀嚼力の弱い猫でも、比較的食べやすいでしょう。

 

さらに、オールウェルの贅沢素材入りには、小魚やささみのフリーズドライが入っています。他のフードよりも食材は大きいですが、食べ応えには期待できそうです。

 

ただし、オールウェルには「下痢・便秘になった」という口コミも見受けられました。

穀物類が消化器の負担になって、腸内環境の乱れが生じたり、穀物アレルギーが生じたりする可能性も。オールウェルを与えて便の性質が変わった場合には、注意が必要かもしれません。

 

モグニャンもオールウェルもお試しコースがあるため、どちらが愛猫の好みに合っているのか、食いつきがいいのか試してみるのも良いですね。

「モグニャン」がおすすめの猫はこんな猫!

モグニャンは、以下のような猫におすすめです。

 

猫の状態 おすすめの理由
肝臓や腎臓が弱っている猫 タンパク質や脂質の含有量が多すぎないため、肝臓や腎臓への負担が少ない。

オメガ3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにする作用に期待できる。

循環器が弱っている猫 オメガ3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにする作用に期待できる。
排便コントロールが良くない猫 食物繊維を多く含むイモ類や、便秘・下痢の予防効果があるバナナを配合している。
穀物アレルギーがある猫 グレインフリー
チキンアレルギーがある猫 動物性原材料は魚のみで、チキンを使用していない。
シニア猫 タンパク質が多すぎないため、加齢に伴い消化機能が低下していても問題ない。

粒が小粒で食べやすい。

肥満気味な猫 低脂質で上質なタンパク質を摂取できる。
魚系のフードが好きな猫 白身魚を60%以上使用している。
安全を第一に考える場合 猫の体に好ましくないものは一切使用していない。

ヒューマングレードの原材料であるうえに、製造過程も安全性が高い。

 

モグニャンの最大の特徴は、オメガ3脂肪酸が豊富であるという点。

オメガ3脂肪酸には、血液をサラサラにしたり、炎症を抑えたりする効果があります。

腎臓や肝臓、心臓など多くの血液を必要とする器官へ負担を与える心配がありません。

 

また、タンパク質や脂質が多すぎないため、臓器への負担も最小限。

猫の成長と健康にタンパク質は不可欠な栄養素です。しかし、肝臓や腎臓が弱い猫や消化機能が低下しているシニア猫の場合、タンパク質をとりすぎると負担になる可能性もあります。

身体への負担を最小限に抑えつつ健康的に生活するために必要な栄養素は十分摂れる「猫の体を第一に考えているフード」と言えるでしょう。

 

体調や健康を考えて高タンパク質を避けるべき状態にいる猫や循環器が弱っている猫、肥満傾向の猫には、モグニャンがおすすめと言えるでしょう。

 

また、動物性原材料が白身魚だけなので、チキンアレルギーや穀物アレルギーがある猫にもおすすめ。アレルギーの心配を排除して、安心して食べさせられるでしょう。

 

モグニャンの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

 

「AllWell」がおすすめの猫はこんな猫!

オールウェルは以下のような猫におすすめです。

猫の状態 おすすめの理由
吐き戻しが多い猫 租繊維が豊富。
毛玉ケアをしたい猫 租繊維が豊富。
ライフステージでフードを使い分けたい猫 子猫~シニア猫、避妊・去勢した猫用など、ラインナップが豊富。
減量したい猫や活動量が少ない猫 低脂質、低カロリー。
コスパを重視したい猫 コスパが良い。

 

オールウェルの特徴は、吐き戻し軽減に特化している点。

 

独自の繊維配合技術と豊富な繊維質が、吐き戻しや毛玉の形成を軽減してくれます。

愛猫が食事すると食べたものをよく吐いてしまうなど、吐き戻しに悩んでいる場合には特におすすめなフードと言えます。

 

また、猫の状態やライフステージに合わせて適切なラインナップを選べるように種類が豊富な点も、オールウェルの魅力のひとつです

猫の状態に合わせて細かくフードを使い分けて食べさせたい場合にも、体の状態にぴったりのフードが見つかるかもしれませんね。

 

ただし、「穀物類」や「猫の体に好ましくないもの」が使われていることも確か。

安価で購入できますが、猫の体の負担になったり、病気になるリスクがあったりすることは理解しておきましょう。

 

オールウェルの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

 

 

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