
「カナガンキャットフード」はグレインフリー・ヒューマングレードで作られた高品質なプレミアムキャットフードです。一方「オールウェル」は、愛猫の吐き戻しに悩んでいる飼い主の不安が解決できる?!と話題になっていますね。
様々な特徴を持つキャットフードが増えていく中で、自分の愛猫にはどのキャットフードが合うのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回はカナガンキャットフードとオールウェルに焦点を当て、2種類のフードの違いを徹底比較しました。6つの項目に分けて詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
「カナガンキャットフード」と「オールウェル」を6つの項目で比較しました!
「カナガンキャットフード」と「オールウェル」はコスパ面や原材料などが大きく異なります。愛猫にぴったりのフードはどちらなのでしょうか。
比較したのは特に気になる以下の6つの項目。愛猫の健康を考えたキャットフードを選ぶ際の参考にしてみてください。
- コスパ
- 販売会社
- 原材料
- 栄養価
- 対象
- 食いつき
オールウェルは種類が豊富なため、3種類をピックアップして比較しています。
比較の結果は以下の表にまとめました。
カナガンキャットフード
|
オールウェル
子猫用
|
オールウェル
室内猫用
|
オールウェル
高齢猫用
|
|
①コスパ | △
1.5㎏ 4,708円 (131円/日) |
△
1.6㎏ 1,825円 (130円/日) |
〇
1.6㎏ 1,781円 (66円/日) |
〇
1.5㎏ 1,781円 (71円/日) |
②販売会社、購入場所 | 〇
株式会社レティシアン 公式サイトのみ購入可能 |
〇
ユニ・チャーム株式会社 全国の店舗(ホームセンターやドラッグストアなど)、通販(Amazonや楽天など)で購入可能 |
||
③原材料 | 〇
主原料:乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%、チキンオイル4.2%、乾燥卵4%、チキングレイビー2.3%、サーモンオイル1.2%
|
△
主原料:穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品粉末)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干しパウダー、カツオ節、まぐろミール、カツオミール、白身魚ミール、乾燥シラス)
|
△
主原料:穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品粉末)、セルロースパウダー、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干しパウダー、カツオ節)
|
△
主原料:穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、チキンエキス、ビーフミール、乾燥ささみ加工品粉末)、セルロースパウダー、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干しパウダー、カツオ節、まぐろミール、カツオミール、白身魚ミール、乾燥シラス)
|
④栄養価 | 〇
タンパク質:34%以上 脂質:16.7%以上 405kcal/100g |
〇
タンパク質:34%以上 脂質:16%以上 370kcal/100g |
〇
タンパク質:30%以上 脂質:9.0%以上 340kcal/100g |
〇
タンパク質:30%以上 脂質:9.0%以上 340kcal/100g |
⑤対象猫 | 〇
全猫種・全年齢 |
△
全猫種・~12ヶ月まで |
△
全猫種・1歳~ |
△
全猫種・10歳~ |
⑥食いつき | 〇
|
〇
|
〇
|
〇
|
ここからは項目を分けて、さらに詳しく解説していきます。
「カナガン」と「オールウェル」比較①:コスパはどっちがいい?
毎日消費するキャットフードはコスパがまず気になりますよね。「カナガンキャットフード」と「オールウェル」は、どちらがコスパがいいのでしょうか?比較した結果をまとめました。
カナガンキャットフード
|
オールウェル
子猫用
|
オールウェル
室内猫用
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オールウェル
高齢猫用
|
|
お試し(送料込み) | 100円(50g) | 964円(200g)※楽天参照 | 1,026円(200g)※Amazon参照 | 858円(200g)※楽天参照 |
通常価格(税込) | 4,708円 | 1,825円 | 1,781円 | 1,781円 |
定期コース | 【最大20%OFF】3,766円(税込) | なし | ||
内容量 | 1.5㎏ | 1.6㎏(400g×4袋) | 1.6㎏(400g×4袋) | 1.5㎏(375g×4袋) |
1日あたりの値段
(体重3㎏の給餌量で計算) |
通常価格:131円
定期コース:105円 (1日42gで計算) |
通常価格:130円
(1日115gで計算) |
通常価格:66円
(1日60gで計算) |
通常価格:71円
(1日60gで計算) |
コスパが良いのは「オールウェル」です。
調査した2023年2月の税込価格はカナガンキャットフードが4,708円、オールウェルは子猫用が1,825円、成猫用・高齢猫用は1,781円でした。内容量はどちらも1.5〜1.6㎏と大きな差はありません。
続いて1日あたりの値段を見ていきましょう。3㎏の猫を例に換算したところ、カナガンキャットフードは1日131円(定期コースでは105円)、オールウェルは子猫用が1日130円、成猫用が1日66円、高齢猫用が1日71円でした。
オールウェルの成猫用が最もコスパが良く、カナガンキャットフードの約半分の価格で購入できます。
しかし、一見高く感じるカナガンキャットフードも定期コースを利用することで、1日あたり105円で購入可能です。オールウェルにはない定期コースでは、プレミアムキャットフードがお得に買えるだけでなく、指定した場所に届くため、重いキャットフードを何度も運ぶ必要がなくなりますね。
「カナガン」と「オールウェル」比較②:販売会社はどっちが安心?
カナガンキャットフードとオールウェルは販売会社が異なります。どちらが安心なのか比較してみましょう。
カナガンキャットフード
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オールウェル
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|
販売会社 | 株式会社レティシアン | ユニ・チャーム株式会社 |
原産国 | イギリス | 日本 |
生産工場 | FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の工場認定を受けた工場 | ISO9001及びISO14001を取得した国内工場 |
結論からお伝えすると、販売会社の安全性はどちらも高いと言えます。
カナガンキャットフードを輸入・販売するのは「株式会社レティシアン」。レティシアンはカナガンキャットフード以外にも、海外の優れたペットフードを日本に輸入・販売している企業です。
「海外製のペットフード」と聞くと、品質が大丈夫なのか不安になってしまう方もいるかもしれません。しかし、レティシアンが輸入するペットフードは品質管理を徹底したものばかりです。
カナガンキャットフードはFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)が定める厳しい基準をクリアした工場で作られています。さらに、輸入時にはレティシアンの担当者が直接チェックを行う徹底ぶり。
また、カナガンキャットフードは一袋ごとに製造番号が記されています。生産日や原材料が管理されているため、正確な賞味期限や気になったことがあった場合に速やかな調査が可能です。品質管理体制がしっかりしているカナガンキャットフードは、安心して購入できるキャットフードと言えるでしょう。
その一方、オールウェルの販売会社「ユニ・チャーム株式会社」はペット用品だけでなく、マスクやベビー用品などを取り扱う日本でも有名な企業です。
ユニ・チャームでは品質管理が徹底されており、ペットフードを製造している伊丹工場と三重工場では、品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001」、環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」を取得しています。
また、主原材料のチキンミールなどは、原材料メーカーから提出された成分分析表をチェックしたり、ロットごとに官能検査(色や臭いなど)を行った上で使用していました。商品を包装する際は金属探知機で異物混入をチェック。完成後も品質検査を行い、合格した商品だけが出荷されるなど、品質管理体制が整っています。
原材料メーカーにも定期的に訪問するなど、徹底した品質管理は安心できますね。
「カナガン」と「オールウェル」比較③:原材料がいいのは?
続いて、カナガンキャットフードとオールウェルの原材料を比較しました。
カナガンキャットフード
|
オールウェル
子猫用
|
オールウェル
室内猫用
|
オールウェル
高齢猫用
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主な原材料 | 乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%、チキンオイル4.2%、乾燥卵4%、チキングレイビー2.3%、サーモンオイル1.2% | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品粉末)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干しパウダー、カツオ節、まぐろミール、カツオミール、白身魚ミール、乾燥シラス) | 穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品粉末)、セルロースパウダー、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干しパウダー、カツオ節) | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール,
パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、チキンエキス、ビーフミール、乾燥ささみ加工品粉末)、セルロースパウダー、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干しパウダー、カツオ節、まぐろミール、カツオミール、白身魚ミール、乾燥シラス) |
その他の原材料 | アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、ビタミン類(A、D3、E)、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン) | 動物性油脂、ビール酵母、乳類(脱脂粉乳)、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス) | 動物性油脂、野菜類(ピートパルプ)、ビール酵母、糖類(オリゴ糖)、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス) | 動物性油脂、野菜類(ピートパルプ)、ビール酵母、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス) |
穀物類 | なし | トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉 | トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉 | トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉 |
好ましくない原材料 | なし | 穀類、チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、フィッシュミール、動物性油脂 | 穀類、チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、フィッシュミール、動物性油脂 | 穀類、チキンミール、ポークミール、チキンエキス、ビーフミール、動物性油脂 |
着色料・香料 | なし | なし | なし | なし |
安心安全な原材料を使用しているのは「カナガンキャットフード」です。
猫は元々肉食動物なので、穀物が多く含まれるフードは消化に時間がかかり、胃腸に負担を与えやすいと言われています。そのため、猫の体を考えたフード選びでは、穀物を使用しているかしていないかが重要なポイント。
カナガンキャットフードはグレインフリーであり、かさ増しやつなぎとしても穀物類を一切使用していません。消化に負担をかけないだけでなく、穀物アレルギーを引き起こす心配もないため、安心して与えられますね。
また、カナガンキャットフードは「原材料の60%以上がお肉」という贅沢な配合。お肉の濃厚な香りが特徴的で、香料や着色料を使用していなくても食いつきは抜群です。
対するオールウェルは、気になる原材料が多く含まれています。穀類はトウモロコシ、パン粉、コーングルテンミールを使用。穀類が含まれることで成形しやすくなりますが、先述したように猫にとっては胃腸に負荷をかけてしまったり、アレルギーを引き起こす可能性もあります。
また、主原材料もチキンミールやポークミール、ビーフミールなど、肉や魚を加工(乾燥など)して作られたものばかりです。栄養価が高く、AAFCO(米国飼料検査官協会)の定義では問題ない原材料ですが、使用する動物の状態は定義されていません。言ってしまえば、腐敗した部位や病気を持っている動物が使用されている可能性もある、ということですね。
さらに、オールウェルに使用されている「動物性油脂」も、気を付けなければいけない場合があります。それは先述したチキンミールなどのように、どの種類の動物なのか・状態の悪い動物の油を使っているのかがわからない場合です。質の悪い油脂を摂ってしまうと、猫の毛艶や皮膚の状態が悪くなる可能性も。
動物性油脂はフードを成形する際や、食いつきを良くするために使用する原材料です。動物性油脂そのものが悪いわけではありませんが、「牛脂」や「鶏脂」など原材料が明確に表示されていないものは注意が必要です。オールウェルの表記は明確ではないため、注意が必要かもしれません。
ユニ・チャームではしっかりとした検査が行われているようですが、「少しでも気になる原材料が使われているなら、安全でシンプルなフードを選びたい」と言う方は、カナガンキャットフードがおすすめです。
「カナガン」と「オールウェル」比較④:栄養価が優れているのは?
愛猫のためにも気になる栄養価。カナガンキャットフードとオールウェルではどちらが優れているのでしょうか。
カナガンキャットフード
|
オールウェル
子猫用
|
オールウェル
室内猫用
|
オールウェル
高齢猫用
|
|
タンパク質 | 34%以上 | 34.0%以上 | 30.0%以上 | 30.0%以上 |
脂質 | 16.7%以上 | 16.0%以上 | 9.0%以上 | 9.0%以上 |
繊維 | 3.25%以下 | 3.0%以下 | 9.0%以下 | 9.0%以下 |
灰分 | 10.7%以下 | 8.0%以下 | 7.0%以下 | 7.0%以下 |
水分 | 8%以下 | 10%以下 | 10%以下 | 10%以下 |
ビタミンA | - | 15000IU/㎏以上 | 10000IU/㎏以上 | 15000IU/㎏以上 |
ビタミンB1 | - | 10.0mg/㎏以上 | 5.1mg/㎏以上 | 12.0mg/㎏以上 |
ビタミンB2 | - | 10.0mg/㎏以上 | 5.1mg/㎏以上 | 12.0mg/㎏以上 |
ビタミンB6 | - | - | - | 12.0mg/㎏以上 |
ビタミンB12 | - | - | - | 0.1mg/㎏以上 |
ビタミンD | - | 1000IU/㎏以上 | - | - |
ビタミンE | - | 160IU/㎏以上 | 80IU/㎏以上 | 320IU/㎏以上 |
オメガ6脂肪酸 | 2.99% | - | - | - |
オメガ3脂肪酸 | 0.82% | 0.1% | - | - |
リン | 1.1% | 1.1% | 0.9% | 0.7% |
マグネシウム | 0.09% | 0.1% | 0.08% | 0.08% |
ナトリウム | 0.8% | 0.55% | 0.5% | 0.5% |
カルシウム | 1.58% | 1.3% | 1% | 0.9% |
カリウム | 0.7% | - | - | - |
タウリン | 0.22% | - | - | - |
カロリー
(100gあたり) |
405kcal | 370kcal | 340kcal | 340kcal |
栄養価の比較では、どちらが栄養価に優れているとは言い切れませんでした。その理由は、キャットフードに求める効果によって答えが分かれてしまうからです。
栄養価における、カナガンキャットフードとオールウェルの大きな違いは以下の3点です。
- 租繊維量
- ビタミン
- オメガ脂肪酸
上から順にご紹介します。
租繊維とは、フードに含まれる不溶性食物繊維のこと。不溶性食物繊維は主に穀類や豆類・きのこ類・野菜に含まれる、私たち人間にも身近な成分です。オールウェル(成猫用・高齢猫用)は猫に多い「吐き戻し」を軽減するために、独自の食物繊維配合技術を用いています。
しかし、オールウェル公式サイトでは、どの原材料の食物繊維が吐き戻し軽減に働いているのかは明記されていませんでした。食物繊維を多く配合することでフードが胃の中で速やかにふやけ、その結果吐き戻しが減る、というメカニズムのようです。
食物繊維は毛玉の形成も抑えるため、吐き戻しが多い猫・毛玉の形成を抑えたい猫を飼っている方には、カナガンキャットフードよりもオールウェルがおすすめと言えますね。オールウェルの穀類が気になる方は、胃腸に優しいサツマイモ・ジャガイモで不溶性食物繊維が摂れるカナガンキャットフードがおすすめです。
ビタミンでは、どちらのフードもビタミンA・D・Eは共通していますが、オールウェルはビタミンB群(B1・B2・B6・B12)が豊富に含まれています。ビタミンB群は水に溶けやすい性質を持つため、猫の体内に蓄積されません。
ビタミンB群が著しく不足してしまうと、成長障害や体重減少、貧血などが起こる可能性も。そのため、毎日の食事から摂取する必要があります。
しかし、カナガンキャットフードもビタミンB群が全く含まれていない、というわけではありません。カナガンキャットフードに使用されている良質なチキンには、タンパク質以外にもビタミンA・B群・K・リン・セレンが含まれています。食材そのものの栄養素を摂りたい場合は、カナガンキャットフードを選択してみるのも良いでしょう。
もう一つの大きな違いはオメガ脂肪酸です。カナガンキャットフードはオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸をバランスよく含むキャットフード。その一方で、オールウェルはオメガ脂肪酸がほとんど含まれていないようです。
オメガ6脂肪酸には猫の皮膚や毛並みを健康的に保つ効果があるので、愛猫の美しい毛並みを保ちたい方にはカナガンキャットフードがおすすめですよ。
「カナガン」と「オールウェル」比較⑤:対象の猫の種類・年齢は?
次に、対象の猫の種類と年齢を比較しました。結果は以下の通りです。
カナガンキャットフード
|
オールウェル
子猫用
|
オールウェル
室内猫用
|
オールウェル
高齢猫用
|
|
対象 | 全猫種・全年齢 | 全猫種・~12ヶ月 | 全猫種・1歳~ | 全猫種・10歳~ |
カナガンキャットフードが全猫種・全年齢対象のキャットフードであることに対し、オールウェルは子猫用・成猫用・高齢猫用などのライフステージに分かれたキャットフードです。オールウェルに関しては、この他にも避妊・去勢猫用や肥満が気になる猫用など、気になる健康ケア別のフードも販売されています。
猫は年齢ごとに必要な成分が異なるため、ライフステージが変わるたびにフードを変える方も多いのではないでしょうか。しかし、猫は警戒心が強いためフードの切り替えは、どのキャットフードでも慎重に行う必要があります。1〜2週間かけて新しいフードに慣らすことがおすすめですが、多頭飼いをしている方や、切り替えが手間に感じてしまう方もいるのも事実。
カナガンキャットフードなら全猫種・全年齢対応のキャットフードなので、フード選びから切り替えまでにかかる手間がなくせるでしょう。
「カナガン」と「オールウェル」比較⑥:食いつきがいいのは?
最後にカナガンキャットフードとオールウェルの食いつきについて比較します。
カナガンキャットフード
|
オールウェル
子猫用
|
オールウェル
室内猫用
|
オールウェル
高齢猫用
|
|
粒の大きさ | 直径8㎜~10㎜ | 丸型:直径7mm、花型:直径9mm | ||
粒の形 | ふっくらとした丸型 | 平べったい丸型、花型 | ||
良い口コミ |
|
|
||
悪い口コミ |
|
|
ペットフードの食いつきに関しては、どちらのフードが良いとは言い切れません。なぜなら、食いつきは猫の好みや咀嚼力が大きく影響してしまうからです。
味の好みが合わない場合、カナガンキャットフードはチキン味・サーモン味、オールウェルはチキン味・フィッシュ味とどちらも2種類販売されているので、愛猫に合った味を選択してみてください。
粒の大きさ・形状では、カナガンキャットフードが直径8〜10mmのふっくらとした丸型。しっかりと噛みごたえのある大きさで、食べた時の満足感が得られやすいです。
対するオールウェルの粒は丸型と花型のミックスタイプ。カナガンキャットフードに比べて小粒となっており、直径は丸型で7mm、花型は9mmとなっています。子猫やシニア猫にも食べやすいサイズですね。
どちらのフードにおいても、咀嚼力などの影響で食べにくい場合は、ぬるま湯でふやかしたり砕いたりして、フードの形状を変えてみましょう。
以下の記事ではカナガンキャットフードの食いつきが悪い場合の原因を対処法をご紹介しています。オールウェルでも実践できる内容ですので、気になった方はぜひご覧ください。
「カナガンキャットフード」がおすすめの猫はこんな猫!
ここまでの内容をまとめて、カナガンキャットフードをおすすめする猫の特徴をご紹介します。
猫の状態 | おすすめの理由 |
穀物アレルギーがある猫 | グレインフリー |
お肉好きな猫 | チキンたっぷりの原材料 |
毛並み・毛艶・皮膚の状態が気になる猫 | オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスが良い |
安全性の高いキャットフードを求める猫(飼い主) | 厳しい基準をクリアした工場で作られている |
食べ慣れたフードが好きな猫 | 全猫種・全年齢対応のキャットフード |
カナガンキャットフードはここまで比較したすべての項目において、バランスが取れているキャットフードと言えます。特に品質面では安心安全な工場で作られており、原材料もシンプル。グレインフリーはもちろん、ここまで猫の健康と安全を考えたフードは他にないのではないでしょうか。「愛猫には良いものを食べさせてあげたい」という飼い主の想いにピッタリです。
カナガンキャットフードの詳細が気になる方は以下の公式サイトからチェックしてみてくださいね。
「AllWellキャットフード」がおすすめの猫はこんな猫!
オールウェルは以下のような猫におすすめです。
猫の状態 | おすすめの理由 |
吐き戻しが多い猫 | 租繊維量が豊富 |
毛玉ケアをしたい猫 | 租繊維量が豊富 |
ライフステージでフードを使い分けたい猫 | 子猫~高齢期、避妊・去勢した猫用など、ラインナップが豊富 |
コスパを重視したい猫(飼い主) | 成猫用・高齢猫用では1日あたり66円~71円 |
オールウェルは吐き戻し軽減に特化したキャットフードでした。愛猫が食事の度に吐いてしまうことが気がかりな飼い主は多いですよね。そんな悩みを解決してくれるオールウェルは、小分けパッケージで鮮度が保てる上にコスパが良いのも嬉しいポイントです。
また、ライフステージごとにフードが分かれているため、その時に必要な栄養素が効率よく摂れます。オールウェルなら、いつも愛猫に合ったベストなフード選びができますよ。
オールウェルが気になった方は以下の公式サイトで詳細をチェックしてみてください。