
グレインフリーかつ無添加のキャットフードとして有名な「カナガン」。
キャットフードを調べていると、必ずと言っていいほど上位にカナガンのキャットフードがあるため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
しかし、カナガンについて調べてみると「キャットフードのカナガンは怪しい」「キャットフードのカナガンはステマだ」など、なにやら不穏な言葉が…。
そこで、この記事では、キャットフードのカナガンについて、怪しいと言われる理由やその実態を調査した結果をお伝えしていきたいと思います!製造会社や販売会社、カナガンキャットフードの内容などをもとに徹底的に調査しましたので、ぜひ最後までお読みください。
目次
キャットフードのカナガンは怪しい?その理由とは
グレインフリーかつ無添加であり、愛猫家からも人気の高い「カナガン」。
しかし、カナガンについて調べてみると「怪しい」や「ステマ」といった悪い口コミを目にすることが多いのも確か。ここでは、キャットフードのカナガンは本当に怪しいのか、怪しいと言われる理由を調査した結果を解説いたします。
キャットフードのカナガンが怪しいと言われる理由として、以下の4つが考えられます。
- ステマ疑惑がある
- 広告をよく目にする
- 周りに使っている人がいない
- 公式サイトでしか売っていない
理由①|ステマ疑惑がある
カナガンが怪しいと言われる最大の理由は「ステマ」の疑惑があるから。
ステマとは、ステルスマーケティングの略称であり、消費者に特定の商品やサービスについて、宣伝と気づかれないように商品を紹介・宣伝する行為のこと。
つまり、芸能人やインフルエンサーなどに広告・宣伝であることを隠した状態で、中立的な第三者を装って商品やサービスの評価や情報を発信してもらうことを指します。
カナガンは、アフィリエイト(紹介制度)を導入している会社です。
そのため、なかには商品の詳細を知らずに、報酬目当てで「良い商品」と謳っているサイトも少なくありません。
このような現状もあり、どのサイトを見てもカナガンがランキングの上位にいる、という結果になっているのかもしれません。
ただし、なかには実際に愛猫にカナガンのキャットフードを与えた上で、実際におすすめしているサイトもあります。
どのサイトの情報が信じられるのか、読み手が取捨選択しなければならないというのが現状でしょう。
なお、実際に愛猫にカナガンを与えた口コミの記事もありますので、気になる方は見てみてください。

理由②|広告をよく目にする
やたらと見かける「広告」も、カナガンが怪しいと思われることを助長している原因です。
Instagramやウェブサイトなど、何気なくネットサーフィンをしているだけなのに、頻繁にカナガンの広告が出てきたりしませんか?
カナガンやキャットフードについて調べている人に表示されやすくなる”自動広告”というものらしいのですが、頻繁すぎて怪しさを覚えますよね。
しかし、これにも理由があるようです。
と言うのも、キャットフード業界で、”自動広告”に力を入れている会社は、さほど多くありません。そのため、キャットフードについて調べていると、自動広告に力を入れているカナガンの広告が表示されやすくなるようです。
自動広告のなかでも、稀に表示されるのが「100円サンプル」の広告。
100円サンプルの広告は常時表示されるわけではありませんが、この広告からカナガンのサイトにジャンプすれば、カナガンを100円で試せるキャンペーンに申し込むことができます。
通常5,000円近くするカナガンのキャットフードを100円で試せるので、100円サンプルの広告が出たときには、サイトへジャンプしてみてもいいかもしれませんね。
なお、カナガンの100円サンプルに関する詳細は、下記記事をご参照ください。

理由③|周りに使っている人がいない
カナガンが怪しい理由のひとつに「周りに使っている人がいない」ということも挙げられます。
あれだけネット上でランキング上位にあるキャットフードなのに、周りに使っている人がいないというのは、不思議ですよね。本当に有名なの?人気なの?と、怪しさを覚えてしまう気持ちも分かります。
実際に、わたしの周りにもカナガンのキャットフードを使っている人は、あまり多くありません。
と言うのも、カナガンのキャットフードは1袋4,708円と高級であるため。
猫友達のなかにも「カナガンが良いのはわかるんだけど、高すぎて…ね」という人が多いです。
つまり、値段が原因でカナガンを使えないという人は少なくないのです。
かく言うわたしも、愛猫にカナガンをあげていますが、自分のランチ代を節約したり、猫のために自分が我慢することも多いです(笑)
もう少し安くしてくれたら助かるのに〜と言うのが正直なところです。
定期コースにすれば最大20%オフ(3,766円)で買えるので、わたしはいつも定期コースで購入しています。いつでも解約・再開ができるので、助かっています。
定期コースの詳細やカナガンを最安値で買う方法が気になる方は、コチラの記事をぜひチェックしてみてください。

理由④|公式サイトでしか売っていない
カナガンが怪しい理由として「公式サイトでしか売っていない」ということも挙げられます。
一般的なキャットフードの場合、ペットショップやドラッグストアなどで購入できます。
対し、カナガンのキャットフードは公式サイトからしか購入できません。
実際に商品やパッケージを見て購入することができないため、怪しいと思う方も多いのかもしれません。
しかし、カナガンについて調べてみると、公式サイトでしか買えないことにもきちんと理由があるようです。
カナガンの公式サイトでは、店舗で売っていない理由として、以下のように答えています。
【質問】
なぜ『カナガン』はお店で売っていないのですか? 【回答】 私たちは『カナガン』をイギリスの生産工場から直輸入し、直接お客様のもとにお届けしています。 これは、流通にかかるコストや日数をできるかぎり省き、少しでも新鮮なフードを、少しでも手頃な価格でご提供したいと考えるからです。また、いつ・どなたに・どれだけフードをお届けしたかをすべて私たちで把握できるので、お客様からのご相談やお問い合わせに迅速・正確にお答えすることができます。 |
キャットフードのカナガンの会社はどこ?
キャットフードのカナガンを製造している会社は、どんな会社でどこにあるのでしょうか?また、怪しくはないのでしょうか?
ここでは、カナガンを製造・販売している”Canagan Group”について、詳しく解説していきます。
なお、Canagan Groupについては、日本語での情報がないため、Canagan Groupの公式サイトや海外での口コミを元に調査した結果を載せますので、ご了承ください。
設立30年の歴史ある会社
Canagan Groupは、設立30年と歴史のある会社です。
創業者のエディ氏は、もともとペットショップを経営していましたが、顧客の犬や猫が「下痢や軟便」、「肌荒れ」といった同じ悩みを持つことに気づいたそうです。
そして、次第にその原因はペットフードにあるのではないかという疑問を持つように。
エディ氏は、犬や猫にベストなフードは何なのかを探求するべく、世界中のペットショップやフード製造工場を回ったそうです。
そこで出会ったのがカナガンのルーツである「グレインフリー」。
エディ氏は、ペット管理栄養士などの専門スタッフとともに、”猫の先祖代々からの食事”を研究し、「猫本来の食事」を再現したカナガンのキャットフードを開発したのです。
そして、カナガンのキャットフードを食べることで、下痢や軟便・肌荒れといった多くの猫が抱えていた悩みを解決できるようになったのです。
創業から30年、85万人以上の愛猫家から愛され続けている実績が、カナガンの良さを物語っていることでしょう。
Queen's Award for Enterprise: International Tradeを受賞
カナガンは、イギリスで製造されています。
しかし、その商品の良さから、イギリス国内だけでなく国外への輸出販売も盛ん。
その業績が讃えられ、2017年にエリザベス女王から表彰されました。(英国女王賞の国際貿易部門)
Queen's Award for Enterpriseは、王室御用達により1965年に設立され、英国の企業に授与される公式の賞としては、最高の誉れとされています。この賞を授与されるということは、英国における企業の競争力、繁栄、評判に不可欠である基準「最高水準の品質」を達成したことの証となるのです。(引用:https://www.hhglobal.com/jp/about/news/queens-award)
国際貿易賞を受賞するだけでも偉業ですが、ペット大国であるイギリスで「猫の健康を第一に考えている」と、厚い信頼があるのもカナガンの特徴でしょう。
世界39ヵ国で展開
カナガンのキャットフードは、イギリス国内だけでなく、日本や韓国、フランスなど世界39ヵ国で展開しています。
猫本来の食生活から生まれたカナガンは、イギリス産の高級グレインフリーキャットフードとして、世界中の愛猫家から絶賛されているのです。
世界各国、生活習慣や生活環境がまったく同じということはありません。全猫種・全年齢対応というだけでなく、国を超えて愛されている点も、信頼に値するでしょう。
日本よりも海外で有名
日本でも人気を集めてきているカナガンのキャットフードですが、実は日本よりも海外で有名です。
本場イギリスのカスタマーレビューを見ても、その人気の高さが分かります。
feefoでは、761件中709件が星5つ(総合評価4.5/5)と好評。
「feefo」は、正直なフィードバックを商品購入者から得られる仕組みになっており、さまざまな賞を受賞している口コミサービスです。そのため、企業からも顧客からも信頼も高く、JCBやエクスペディアなどの大手企業も採用しています。
ペット大国イギリスにおいて、上記のような高評価を得ているため、カナガンのキャットフードは安心・安全と言えるでしょう。
工場は厳しい品質管理の基準をクリア
カナガンのキャットフードは、ペット先進国イギリスの中でも、特に高評価と信頼を集めるペットフード工場で製造されています。
カナガンのキャットフードを製造している工場は、欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした安心の施設です。
専門の品質管理官が最新の設備を使用して、常時製造ラインをモニターで管理しているほど。
厳しい基準をクリアした工場で製造されているため安心・安全ですが、このほかにも以下のように徹底した品質管理が行われています。
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カナガンキャットフードの日本の販売会社について
キャットフードのカナガンを製造しているCanagan Groupは、信頼できる会社ということが分かりました。
では、カナガンキャットフードを日本で販売している”株式会社レティシアン”とは、どういった会社なのでしょうか?
ここでは、株式会社レティシアンは怪しくないのか?その真相に迫っていきます。
食品の貿易を行っている会社のグループ会社
株式会社レティシアンの代表取締役である四方翔樹さんは、株式会社レティシアンのほかにも複数の会社の代表をしているようです。
四方さんは、「株式会社オーダーチーズ」を設立後、10年近くに渡ってヨーロッパ各地を訪れ、質の高い食材を日本に輸入し、日本の消費者へ届ける事業をしていました。
その事業のなかで、人だけでなくペットにも、日本では手に入らない海外の高品質なフードを届けたいという想いが芽生え、ペットフードの輸入・販売をする「株式会社レティシアン」を設立したようです。
ペットフードの輸入・販売、研究開発を行っている
株式会社レティシアンでは、「カナガン」だけでなく「シンプリー」「ジャガー」といったグレインフリーかつ高品質なキャットフードを輸入・販売しています。
また、猫や犬にとって”より良いフード”を追求し、「モグニャン」や「モグワン」といったプレミアムフードの開発にも力を入れているとのこと。
このように、株式会社レティシアンは、愛猫や愛犬を含む”家族”を「食を豊かにすることで生活をより一層豊かにする」ことに重きを置いている会社のようです。
社会貢献活動にも積極的
株式会社レティシアンは、公益社団法人日本聴導犬推進協会へフードを寄付したり、就労支援事業をサポートしたり、さまざまな社会貢献活動を行っています。
購入者や製造者などレティシアンに関わっている方々への感謝の気持ちとして、社会貢献を通じて社会へ還元しているそうです。
透明的かつ意味のある社会貢献活動も多く、信頼できる会社と言えるでしょう。
キャットフードのカナガンが安心な理由
キャットフードのカナガンは、製造会社である「Canagan Group」、販売元である「株式会社レティシアン」ともに、怪しさはなく、信頼できる会社ということがわかりました。
ここでは、さらにカナガンが安心できる理由について深掘りしていきます。
安心ポイント①|製造工場は厳しい基準をクリア
カナガンの安心ポイント1つ目は、「厳しい基準をクリアしている工場で製造されている」ということ。
高品質を謳っているキャットフードのなかには、原材料こそ上質であるものの、製造ラインの管理が杜撰であったり、異物混入などでリコールがあったりということも珍しくありません。
対し、カナガンを製造している工場は、FEDIAFの厳しい基準をクリアしており、徹底的な品質管理が行われています。
異物混入はもちろん、原産国がわからないような粗悪な原材料を使用したり、人工的な添加物を使用していることもありません。
どのような品質管理をしているのか、公式サイトで具体的に公言されているところも安心できるポイントでしょう。
安心ポイント②|獣医師が推奨している
カナガンの安心ポイント2つ目は「獣医師が推奨している」という点。
カナガンの公式サイトでは、以下のように表記されています。
獣医師の94%が推奨しており、非常に信頼できる安心・安全のフードということがわかります。
獣医師から推奨される点は、以下の通り。
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安心ポイント③|香料・着色料不使用、グレインフリー
カナガンの安心ポイント3つ目は「香料・着色料不使用、グレインフリー」という点。
猫は本来肉食動物であり、小麦やトウモロコシなど穀物類の消化を得意としません。
穀物類は腹持ちを良くする効果があるため、穀物類を使用しているキャットフードも多いです。しかし、穀物類は猫の消化器官へ負担を与える上、穀物アレルギーで体調不良になる猫が多いのも確か。
カナガンは、穀物類を一切使用せず、猫本来の食生活に近い原材料のみを使用しているため、安心して与えられるでしょう。
また、香料や着色料といった人工添加物には発ガン作用があるという報告も。
新鮮なお肉やお魚をたっぷり使用し、人工的な香料ではなく天然由来の匂いで猫の食欲を刺激するなど、カナガンは猫の体に害となり得るものは一切使用していません。
また、人工的な保存料ではなくビタミンE、ビートパルプではなくサツマイモなど、天然食材で欲しい効果を代替しているのです。
このように、猫にとって望ましくないものは1つも使用されていないため、安心して愛猫に与えられるでしょう。
なお、カナガンキャットフードの原材料や成分に関する詳細は、以下の記事をご参照ください。


安心ポイント④|気になることは直接聞ける
カナガンの安心ポイント4つ目は「気になることは直接聞ける」という点。
カナガンを日本で販売している株式会社レティシアンには、ペット管理栄養士やホリスティックケアカウンセラーなど、専門知識を持ったスタッフが常駐しています。
商品に関する疑問や、与え方の質問、猫の体調面などの悩みなど、気になることは直接問い合わせできます。
心配や不安な点を、専門スタッフとともに解決していけるので、購入後も安心できますね。
キャットフードのカナガンは猫にあげても大丈夫?
キャットフードのカナガンは、ネット上で「怪しい」という噂もあります。
しかし、独自で調査をした結論としては、「猫にあげて問題ない」という結果になりました。
カナガンの製造元であるCanagan Group、日本での輸入・販売元である株式会社レティシアンともに信頼できる会社です。
さらに、カナガンのキャットフード自体もグレインフリーかつ添加物不使用であり、上質な原材料のみを使用するなど、非常に良い商品と言えます。
また、徹底した品質管理をしており、安心・安全なフードのみが飼い主や愛猫に届けられているので、非の打ち所がないと言っても過言ではないでしょう。
キャットフードのカナガンが怪しい?【まとめ】
キャットフードのカナガンは、「怪しい」という情報とは裏腹に、非常におすすめできるキャットフードということが分かりました。
海外商品であり、株式会社レティシアンが独占販売していることや、店舗で見かけないこと、良い口コミばかりであることなどから「怪しい」という噂が広まったようですが、製造会社も販売会社も透明性の高い会社であり、安心して猫に与えて問題ないでしょう。
カナガンのキャットフードに関する詳細に関しては、公式サイトで確認してみてください。