カナガンキャットフードは腎臓に悪影響!?原材料・成分から危険度をチェック

カナガンキャットフードは、グレインフリーかつヒューマングレードの原材料を厳選して作られたプレミアムキャットフードです。猫の健康を第一に考え作られたキャットフードであるため、お肉やお魚などの動物性タンパク質が豊富。穀物類の消化を得意としない猫ですが、カナガンキャットフードは穀物類を一切使用していないため、安心して与えることができます。

 

ネット上でも良い口コミが多く見受けられますが、実は、腎臓が弱い猫にはあまりおすすめできません。カナガンキャットフードは、あくまで健康体の猫にベストなキャットフードであり、療養食ではないのです。

 

この記事では、カナガンキャットフードを腎臓が弱い猫に与えても大丈夫なのかどうか、その危険性や注意点を他のキャットフードと比較しながら解説します。ぜひ最後までお読みください。

 

 

カナガンキャットフードは腎臓が弱い猫にあげても大丈夫?7社キャットフードメーカーの成分から徹底比較

結論から言うと、カナガンキャットフードは腎臓が弱い猫(腎臓病ステージ3以上の猫)には、あまりおすすめできません。

 

と言うのも、カナガンキャットフードの特徴である「高タンパク質」は、腎臓に負担を与える可能性が高いから。

 

腎臓病のステージ2以下の猫であれば、カナガンキャットフードが腎臓へ過負荷になる可能性は低いです。しかし、ステージ3以上の猫には、腎臓への負担が大きすぎてしますのです。

 

実は、猫の死因で最も多いのが腎臓病。

腎臓病の治療は、進行を遅らせるための食事療法しかありません。

十分に水分摂取をすること、塩分やタンパク質を制限すること、オメガ3脂肪酸やカリウムを添加すること等、腎臓病の進行を遅らせる治療が必要になるのです。

 

キャットフードの選択を間違うと、腎臓病の進行を進めかねないため、キャットフード選びは慎重に行う必要があるでしょう。

 

ここでは、カナガンキャットフードを含め、代表的なキャットフードについて、腎臓への影響を与える可能性がある成分をもとに危険度を徹底比較していきます。

 

商品名 タンパク質 ミネラル類 オメガ脂肪酸 危険な成分 危険度
カナガンキャットフード(チキン)

34%以上

リン:1.1%

ナトリウム:0.8%

カリウム:0.7%

×

オメガ3:0.82%

オメガ6:2.99%

6:3比=3.7:1

なし

★★★☆☆

リンが高値、

塩分多め、

オメガ比が悪い

モグニャン

27%以上

リン:1.1%

ナトリウム:0.3%

カリウム:0.8%

×

オメガ3:2.5%

オメガ6:1.3%

6:3比=0.25:1

なし

★★☆☆☆

リンが高値、

オメガ比が悪い

犬猫生活

31%以上

リン:1.08%

ナトリウム:0.28%

カリウム:1.16%

×

オメガ3:0.58%

オメガ6:1.95%

6:3比=3.4:1

なし

★★☆☆☆

リンが高値、

オメガ比が悪い

ジャガー

×

37%以上

リン:1.58%

ナトリウム:0.6%

カリウム:0.95%

×

オメガ3:1.4%

オメガ6:3%

6:3比=2.1:1

なし

★★★★☆

高タンパク、

リンが高値、

塩分が多い、

オメガ比が悪い

ねこひかり

32.4%以上

不明

リン:−%

ナトリウム:−%

カリウム:−%

不明

オメガ3:−%

オメガ6:−%

6:3比=不明

×

玄米、大麦、きなこ、ハトムギ、あわ、きび、玄そば、大豆

★★★★★

不明な成分が多い、

穀物類が多い

アカナ

×

37%

リン:1.1%

ナトリウム:0.5%

カリウム:0.84%

×

オメガ3:0.9%

オメガ6:2.9%

6:3比=3.2:1

なし

★★★★☆

高タンパク、

リンが高値、

塩分が多い、

オメガ比が悪い

グランツ 

32%

リン:1.0%

ナトリウム:0.6%

カリウム:−%

オメガ3:0.3%

オメガ6:2.0%

6:3比=6.7:1

なし

★★★☆☆

リンが高値、

オメガ3脂肪酸が少ない

 

腎臓が弱い猫の食事は、進行度により制限内容が異なります。

そのため、一概にこの制限をした方がいいと言い切ることはできませんが、以下が制限の目安になります。

  • タンパク質:28%〜35%
         (ステージの進行により20%未満が推奨されることも)
  • リン:0.3%〜0.6%
  • オメガ3脂肪酸:0.4%〜2.5%(オメガ6:オメガ3の割合が5〜7:1)
  • カリウム:0.7%〜1.2%

参考:ペットフードの学校

 

腎臓が弱ってくると、リンやナトリウムといったミネラル類のろ過が難しくなります。

そして、体内に過剰なミネラル類が残ることで、さらに腎臓に負担をかけるという悪循環に。そのため、腎臓の弱い猫は、低リン・低ナトリウムの食事が推奨されています。

 

また、タンパク質は窒素老廃物となるため、過剰摂取は腎臓に負担をかけます。

とは言え、猫の発育にとってタンパク質は不可欠。35%を超える高タンパク質の食事は、腎臓に負担を与えかねませんので、避けるようにしましょう。

 

オメガ3脂肪酸は、炎症を抑え、腎臓を保護するとともに腎臓病の進行を抑える作用を持ちます。また、カリウムが欠乏すると腎臓病は進行するという報告もあります。

オメガ3脂肪酸やカリウムを多く含む食事を心がけることが大事と言えるでしょう。

 

腎臓にとって過剰なタンパク質は高負荷になりますが、タンパク質を制限しすぎてしまうと筋肉量が落ち、カリウム欠乏につながる可能性もあります。

腎臓病のステージ2までは、タンパク質の制限は特にありません。

また、動物由来の上質なタンパク質は、腎臓病の進行を遅らせるのに不可欠なので、過剰な制限にも気をつけましょう。

 

上記を踏まえると、リンやナトリウムが高いカナガンキャットフードは、腎臓が弱い猫にはあまりおすすめできないという結果になるでしょう。

とは言え、カナガンキャットフードは、上質な動物性タンパク質が豊富であるため、ステージ2未満の猫には与えても大きな問題にはならない可能性も高いです。

腎臓病を持つ猫にカナガンキャットフードを与える場合には、獣医と相談するようにしましょう。

カナガンキャットフードは腎臓に悪影響!?原材料から危険度をチェック!

前項では、カナガンキャットフードを含む7種類のキャットフードについて、その成分を中心に腎臓への危険性を解説しました。

ここからは、同じ7種類のキャットフードについて、原材料をもとに危険性をチェックしていきます。

カナガンキャットフードの原材料一覧

原材料 乾燥チキン35.5%チキン生肉25%サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル4.2%乾燥卵4%チキングレイビー2.3%サーモンオイル1.2%、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、 カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、ビタミン類(A、D3、E)、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)
成分 タンパク質34%以上、脂質16.7%以上、粗繊維3.25%以下、灰分10.7%以下、水分8%以下、オメガ6脂肪酸2.99%、オメガ3脂肪酸0.82%、カルシウム1.58%、リン1.1%ナトリウム0.8%、カリウム0.7%
カロリー 405kcal/100g

※腎臓が弱い猫に悪い原材料:、腎臓が弱い猫に良い原材料: で表記

 

カナガンキャットフードは、ヒューマーングレードで上質な動物性タンパク質を多く含みます。筋肉量の減少を抑えられるため、カリウム欠乏症など腎臓に負担がかかる状態の予防に役立つでしょう。

とは言え、腎臓病のステージ3以上では、タンパク質が多すぎることで腎臓へ負担をかけかねません。

カナガンキャットフードを愛猫に与える場合、愛猫の腎臓の状態に合わせ、獣医と相談する必要はあるため注意しましょう。

 

モグニャンの原材料一覧

原材料 白身魚65%、タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母、サツマイモ、ココナッツオイル、セルロース、サーモンオイルフィッシュスープ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、乳酸菌
成分 タンパク質27%以上、脂質11%以上、粗繊維5.25%以下、灰分9.5%以下、水分5%以下、NFE41%、オメガ3脂肪酸2.5%、オメガ6脂肪酸1.3%、リン1.1%、カルシウム1.3%、ナトリウム0.3%、カリウム0.8%
カロリー 379kcal/100g

※腎臓が弱い猫に悪い原材料:、腎臓が弱い猫に良い原材料: で表記

 

モグニャンは、カナガンキャットフードと比べるとタンパク質が少なめです。

そのため、腎機能がやや弱っている状態でも、腎臓へ大きな負担を与えません。

しかし、リンは高値であるため、カナガンキャットフード同様、与える際には獣医への相談は必須です。

 

犬猫生活の原材料一覧

原材料 生肉(鶏肉(日本)牛肉(ニュージーランド、オーストラリア、日本)金沢港の旬の魚(日本)鶏レバー(日本)、イモ類(ジャガイモ(アメリカ)、サツマイモ(日本))、豚油かす(日本)、タピオカ澱粉(タイ)、ココヤシ粉末(マレーシア)、カツオとマグロの魚粉(日本)、ひよこ豆(アメリカ)、ひまわり油(日本)、アルファルファ(フランス)、ごま油(日本)、リンゴ(日本)、トマト(日本)、鶏油(日本)、マグロオイル(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、ミネラル類(Ca、Zn、Cu)、アミノ酸(タウリン、メチオニン、リジン)、クランベリー(アメリカ)、海草(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K)
成分 粗タンパク質31%以上、粗脂質15%以上、粗繊維3%以下、 粗灰分9%以下、水分10%以下、リン1.08%ナトリウム0.28%、カリウム1.16%、オメガ3脂肪酸0.58%、オメガ6脂肪酸1.95%
カロリー 373kcal/100g

※腎臓が弱い猫に悪い原材料:、腎臓が弱い猫に良い原材料: で表記

 

犬猫生活も、上質なタンパク質が多いため、腎臓病のステージ2以下の猫には向いているでしょう。

しかし、リンは高値であるため腎臓への負担がないわけではありません。

犬猫生活も、カナガンキャットフード同様、獣医に相談してから与える方が良いでしょう。

 

ジャガーの原材料一覧

原材料 肉類(チキン生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、チキンレバー、鴨生肉)魚類(生サーモン、生マス)、ジャガイモ、エンドウ豆、サツマイモ、乾燥卵、チキングレイビーチキンオイル、アルファルファ、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、フェンネル、マリーゴールド、カモミール、ペパーミント、フラクトオリゴ糖、アニス、フェヌグリーク、リンゴ、ニンジン、クランベリー、セイヨウタンポポ、海藻、カボチャパウダー、ローズマリー、ホウレンソウ、ビルベリー、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素)、ビタミン類(E、C、A、B1、B2、D3)、メチオニン、タウリン、リジン、L-カルニチン、プロバイオティクス
成分 タンパク質 37%以上、脂質 14.88%以上、粗繊維 5.25%以下、灰分 10.13%以下、水分 8%以下、リン1.58%ナトリウム0.6%、カリウム0.95%、オメガ3脂肪酸1.4%、オメガ6脂肪酸3%
カロリー 387.5kcal/100g

※腎臓が弱い猫に悪い原材料:、腎臓が弱い猫に良い原材料: で表記

 

ジャガーも上質な動物性タンパク質を多く使用しているキャットフードではありますが、タンパク質の含有量が多く、腎臓への負担が大きいです。

腎臓が弱っている猫には、過負荷になる可能性が高く、あまりおすすめできません。

 

ねこひかりの原材料一覧

原材料 鶏肉煮干、かつお粉、大麦玄米ハト麦あわきび、玄そば、大豆、きなこ、とうもろこし、ごぼう、にんじん、キャベツ、白菜、高菜、パセリ、青じそ、大根葉、わかめ、昆布、菜種油、ビール酵母、発酵調味料、ミネラル類、ビタミン類
成分 タンパク質32.4%以上、粗脂肪分13.5%以上、粗繊維1.9%以下、粗灰分4.7%以下、水分7%以下
カロリー 424cal/100g

※腎臓が弱い猫に悪い原材料:、腎臓が弱い猫に良い原材料: で表記

 

ねこひかりは、原材料にハト麦やとうもろこしなどの穀物類が使用されています。

猫は本来、肉食動物であり穀物類の消化・分解を得意としません。

消化・吸収できずに老廃物となった穀物類は、腎臓でろ過しなければならず、その分腎臓へ負担を与えます。

また、腎臓が弱い猫で確認が必須となるリンやナトリウム、オメガ3脂肪酸などの成分の詳細も不明であるため、おすすめはできません。

 

アカナの原材料一覧

原材料 新鮮鶏肉(9%)新鮮七面鳥肉(9%)新鮮鶏内臓(レバー、ハツ、腎臓) (9%)鶏肉ミール(8%)七面鳥肉ミール(8%)丸ごとニシンミール(8%)、丸ごとグリンピース、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、鶏脂肪(5%)新鮮全卵(4%)、新鮮天然ウォールアイ(4%)、新鮮天然トラウト(4%)新鮮七面鳥内臓(レバー、ハツ、腎臓) (4%)、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごとイエローピース、タラ油(2%)、日干しアルファルファ、乾燥鶏軟骨(1%)、乾燥ブラウンケルプ、新鮮カボチャ、新鮮バターナッツスクワッシュ、新鮮パースニップ、新鮮グリーンケ―ル、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮ニンジン、新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、フリーズドライレバー(鶏と七面鳥)(0.1%)、新鮮クランベリー、新鮮ブルーベリー、チコリー根、ターメリックルート、オオアザミ、ごぼう、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ

添加栄養素(1kg中):天然濃厚トコフェロール:塩化コリン1000mg:アミノ酸水和物亜鉛キレート:100mg,アミノ酸水和物銅キレート:10mg

畜産学的添加物: 腸球菌フェシウム

成分 タンパク質37%以上、脂質20%以上、水分10%以下、オメガ6脂肪酸2.9%以上、オメガ3脂肪酸0.9%以上、カルシウム1.5%以上、リン1.1%以上マグネシウム0.1%以下、タウリン0.15%以上、ナトリウム0.5%、カリウム0.84%
カロリー 410kcal/100g

※腎臓が弱い猫に悪い原材料:、腎臓が弱い猫に良い原材料: で表記

 

アカナは、タンパク質を多く含むキャットフードですが、◯◯ミールといった粗悪なお肉を使用しているため、おすすめとは言えません。

また、タンパク質の含有量は37%と多く、腎臓に負担を与え兼ねませんので、腎臓が弱い猫には与えない方が良いでしょう。

 

グランツの原材料一覧

原材料 脱水チキン 27.00%フレッシュチキン 25.00%チキンファット 7.00%チキンプロテイン 6.00%サーモンオイル 0.80%さつまいも、エンドウ豆、ひよこ豆、チコリ、ビール酵母、マンナンオリゴ糖、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、ユッカエキス、スピルリナ、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A,D3,E)、アミノ酸類(タウリン,L-カルニチン)、ミネラル類(銅,ヨウ素,鉄,マンガン,セレン,亜鉛)
成分 粗タンパク質 32.00%、脂質 15.00%、粗繊維 4.50%、粗灰分 10.00%、水分 10.00%、オメガ6脂肪酸 2.00%、オメガ3脂肪酸 0.30%リン 1.00%、マグネシウム 0.06%、ナトリウム 0.60%、カルシウム 1.20%、
カロリー 358kcal/100g

※腎臓が弱い猫に悪い原材料:、腎臓が弱い猫に良い原材料: で表記

 

グランツは、上質な動物性タンパク質を多く含みます。しかし、腎臓の炎症を抑える作用のあるオメガ3脂肪酸の含有量が少なく、なおかつ塩分がやや高めです。

腎臓に負担を与える可能性も否定できないため、獣医に相談してから与えるようにしましょう。

 

カナガンキャットフードの危険性が高い添加物や不安な材料を全てチェック!

腎臓を健康に保つためには、人工添加物や危険性のある原材料は避けるべきです。

腎臓病により代謝や体力が落ちた場合、人工添加物などの刺激物が体に蓄積されることで、アレルギーを引き起こすこともあり、非常に危険。

ここでは、カナガンキャットフードに危険性が高い添加物などが含まれていないか、徹底調査した結果をお伝えします。

 

危険性が高い添加物28種 カナガンキャットフードに含まれている?
ミートミール なし
チキンミール
副産物
コーングルテンミール
ビートパルプ
大豆ミール
加水タンパク質
動物性油脂
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
エトキシキン
没食子酸プロピル
プロピレングリコール
ソルビン酸カリウム
硝酸カリウム
亜硝酸ナトリウム
グリシリジンアンモニエート
二酸化チタン
赤色2号、赤色3号、赤色40号、

赤色102号、赤色104号、赤色106号

青色1号、青色2号、青色3号
黄色4号、黄色5号
加工でん粉
増粘多糖類
硫酸第一鉄水和物
硫酸亜鉛一水和物
亜セレン酸ナトリウム
硫酸銅(Ⅱ)五水和物
硫酸マンガン一水和物

 

カナガンキャットフードには、猫に危険を及ぼすような添加物は一切入っていません。

原材料や成分も良好であり、良質なキャットフードと言えるでしょう。

ただし、腎臓が弱っている場合には、負担を与える可能性も否定できないため、獣医への相談は必須です。

腎臓が既に弱っている場合は医師の判断を確認

カナガンキャットフードは、あくまで健康な猫を対象にしているキャットフードです。

ヒューマングレードで上質な原材料を使用しており、タンパク質も豊富ですが、腎臓の弱っている猫の場合には、腎臓へ負担を与えかねません。

 

また、ネット上では、以下のような情報も目に入ります。

 

知人が慢性腎不全の猫にカナガンキャットフードを注文しようとしていました。

慢性腎不全の猫にカナガンキャットフードを食べさせたら良くなったなどのブログを見て、自分の猫にも食べさせようと思ったようです。

高蛋白でリンやナトリウムなどミネラル値が高いから、悪化するから食べさせちゃダメと説得しましたが迷っている感じだったので、直接カナガンに電話をかけ質問しました。

『慢性腎不全の猫に御社のキャットフードを与えても大丈夫ですか?』と聞くと『慢性腎不全なら私どものフードは合わないから食べさせない方がいいですよ』と返事。

とりあえず知人にも納得してもらいました。

引用元:Yahoo!知恵袋

 

Q:

カナガンキャットフードは療養食としても与えられますか?

A:

当店のフードは療法食ではございません。

特定の病気用に栄養素を調整したものではありませんので、疾患を持つネコちゃんには、必ず獣医師からの専門的なアドバイスに従って与えてください。

まずは原材料と成分を参考に、獣医師にご相談いただくことをおすすめします。

引用元:カナガンキャットフード公式サイト

 

このように、カナガンキャットフードは腎臓が弱い猫向けに作られているわけではありません。

愛猫の腎臓が弱っている場合には、必ず獣医へ相談するようにしましょう。

心配な場合は電話で直接確認!

カナガンキャットフードは、腎臓が弱い猫にはあまりおすすめできるキャットフードとは言えません。

とは言え、上質な動物性タンパク質を使用していて、猫の体に良いのも確か。

愛猫に与えても問題がないのか、心配な場合は株式会社レティシアンへ直接電話して確認するのが良いでしょう。

 

カナガンキャットフードの販売元である株式会社レティシアンは、ペット栄養管理士やホリスティックケアカウンセラーなどの専門的な資格をもったスタッフが常駐しています。

 

心配ごとや不安な点がある場合には、以下にお問い合わせして確認してみましょう。

 

電話 0570-200-012
お問い合わせホーム https://www.laetitienpet.com/contact

 

カナガンキャットフード 腎臓【まとめ】

カナガンキャットフードは、健康体の猫を対象に作られたキャットフードです。そのため、タンパク質の制限が必要になる腎臓病のステージ3以上の猫にはおすすめできません。とは言え、カナガンキャットフードは、ヒューマングレードで上質な動物性タンパク質が豊富でもあります。

 

上質な動物性タンパク質は、腎臓病の進行を進める原因になるカリウム欠乏症を防止するため、腎臓病のステージ2以下の猫に与えるのは良いかもしれません。

 

ただし、腎臓が弱い猫は水分の摂取量を増やすべきなので、ぬるま湯でふやかしてから与えるなどの工夫が必要です。カナガンキャットフードを腎臓が弱い猫に与える場合は、必ず獣医へ相談するようにしましょう。

 

 

  • カナガンキャットフードチキンの安全性は?他との違いも徹底解説!
  • カナガンのウェットVSドライどっちを買うべき?値段や成分を比較
  • カナガンは子猫におすすめな成分・栄養が入っているのか徹底調査!
  • カナガン100円モニターは猫に試しても意味がない理由を調べました
  • 【高いだけ?】カナガンキャットフードの悪い口コミの真実を検証
  • 【大丈夫?】カナガンの成分表から猫への安全性を徹底分析!
おすすめの記事