
従来のキャットフードは安くフードを提供するために、つなぎとして穀物類を使用していました。しかし、猫の健康的な成長のためには、穀物類ではなく肉や魚などのタンパク質を多く含むフードが良いとされています。
上記を受け、近年では「グレインフリー(穀物類不使用)」や「無添加」といった健康志向が高いキャットフードが増えてきています。「愛猫には体に良いものを食べさせたい」こう思う飼い主も多いなか、「同じようなキャットフードばかりで悩んでしまう」という悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
この記事では、グレインフリーかつ無添加なキャットフードとして人気の高い「グランツキャットフード」と「犬猫生活キャットフード」について、徹底比較した結果をご紹介します。この記事を読めば、グランツと犬猫生活の違いや使い分けが分かるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
「グランツキャットフード」と「犬猫生活キャットフード」を6つの項目で比較しました!
無添加グレインフリーのキャットフードである「グランツキャットフード」と「犬猫生活キャットフード」。どちらも、猫本来の食生活に重きを置いて作られているため、穀物類・人工添加物不使用、高タンパク質なフードとなっています。グランツと犬猫生活には共通点も多いですが、違いと使い分け方を調査するために以下の6つのポイントを徹底的に比較しました。
- コスパ
- 販売会社と購入可能な場所
- 主原材料と危険性
- 成分
- 対象
- 食いつきなどの口コミ
グランツキャットフードと犬猫生活キャットフードを比較した結果は、以下の表の通りです。
グランツ
チキン&サーモン
|
グランツ
チキン
|
グランツ
サーモン
|
犬猫生活キャットフード
|
|
①コスパ | △
1.5kg 4,950円 (165円/日) |
×
1.5kg 6,358円 (182円/日) |
||
②販売会社と購入可能な場所 | △
GRANDS株式会社 公式サイトでのみ購入可 |
◯
犬猫生活株式会社 公式サイトでのみ購入可 |
||
③主原材料と危険性 | ◯
脱水チキン30%、フレッシュチキン15%、脱水サーモン14%、チキンファット10%、チキンプロテイン2%、サーモンオイル0.8% ※危険な原材料なし |
◯
脱水チキン27%、フレッシュチキン25%、チキンファット7%、チキンププロテイン6%、サーモンオイル0.8% ※危険な原材料なし |
◯
フレッシュサーモン25%。脱水サーモン21.77%、チキンファット5.22%、チキンプロテイン2%、サーモンオイル1.94% ※危険な原材料なし |
◯
生肉(鶏肉(日本)、牛肉(ニュージーランド、オーストラリア、日本)、金沢港の旬の魚(日本)、鶏レバー(日本)、豚油かす(日本)、カツオとマグロの魚粉(日本)、鶏油(日本)、マグロオイル(日本) ※危険な原材料なし |
④成分 | ◯
タンパク質36%、脂質17% 361kcal/100g |
◯
タンパク質32%、脂質15% 358kcal/100g |
◯
タンパク質32%、脂質16% 361kcal/100g |
◯
タンパク質31%、脂質15% 373kcal/100g |
⑤対象 | ◯
全猫種・全年齢 |
△
成猫1歳〜 |
◯
全猫種・全年齢 |
|
⑥口コミ | ◯
|
◯
|
◯
|
◯
|
×
|
×
|
×
|
×
|
それぞれの項目について、ひとつずつ詳しく見てみましょう。
「グランツ」と「犬猫生活」比較①:コスパはどっちがいい?
グランツと犬猫生活のコスパを比較した結果は、以下の通りです。
グランツ
|
犬猫生活
|
|
お試し | 550円(300g/各種100gずつ) | 550円(160g) |
価格(税込)と内容量 | 【1.5kg:500g×3袋】4,950円 | 【1.5kg:750g×2袋】6,358円 |
定期コース | あり
ごちそう定期便で10%〜20%OFF(4,455円〜3,960円) |
定期便で22%OFF(4,928円) |
1日あたりの値段
※3kgの成猫の給餌量で計算 |
165円(通常購入時)
132円(定期購入時) ※1日50gで計算 |
182円(通常購入時)
141円(定期購入時) ※1日43gで計算 |
コスパが良いのは「グランツ」です。
グランツも犬猫生活も1.5kgでの販売になりますが、グランツは4,950円、犬猫生活は6,358円と値段に大きな差があります。
グランツも犬猫生活もプレミアムキャットフードであり、お値段は少々お高め。
食事は毎日摂るものであるため「愛猫に良いものを食べさせたいけど、高すぎるのはちょっと…」と思ってしまう方もいるのではないでしょうか?
そこで、少しでもお得に購入できるお試しコースや定期コースがおすすめです。
グランツは、550円で100gずつ3種類のフレーバーを試すことができます。
どの味が猫の好みなのか、アレルギーはなさそうなのか、手軽に確認できるのは嬉しいですね。
また、グランツには、継続購入するたびに割引率が高くなる「ごちそう定期便」もあります。お試しコースで気に入るフードがあれば、ごちそう定期便でお得に継続購入するのも良いでしょう。
(引用元:グランツキャットフード)
対する犬猫生活は、初回お試し550円(160g)以降ずっと22%OFFで定期購入できます。
定期便は、回数の縛りなくいつでも解約・再開可能かつ、配送サイクルも30日〜90日から選べるため、使い勝手は良さそうですね。
(引用:犬猫生活キャットフード公式サイト)
お得な定期便を利用しても、犬猫生活よりもグランツの方が安いため、コスパ面では圧倒的にグランツが優れていると言えるでしょう。
「グランツ」と「犬猫生活」比較②:販売会社はどっちが安心?
グランツと犬猫生活の販売会社について比較した結果は、以下の通りです。
グランツ
|
犬猫生活
|
|
販売会社 | GRANDS株式会社 | 犬猫生活株式会社 |
購入可能な場所 | 公式サイトのみ | 公式サイトのみ |
原産国 | フランス | 日本 |
生産工場 | フランスの港町にある工場 | 農林水産消費安全技術センター(FAMIC)の基準をクリアした工場 |
販売会社の安全性が高いのは「犬猫生活」です。
グランツの販売会社は「GRANDS株式会社」です。GRANDS株式会社は、株式会社シー・コネクトから独立して、ペットフードの開発・販売を行っている会社。シー・コネクトは、ECサイトを用いた電子商取引を手がける企業ですが、その通販スキルを活かした新規事業としてキャットフードの開発・販売を開始したようです。
グランツを製造している工場は、ペット愛国フランスの港町にある工場。
公式サイトには「工場出荷の前には外部機関による衛生検査を実施」という記載がありますが、基準等の詳細は明示されていません。品質管理の詳細がわからないため、安全性が高いとは言い切れないのが現状です。
対し、犬猫生活を販売している会社は「犬猫生活株式会社」。
犬猫生活株式会社は、世界一の品質と国産へのこだわりを持ってキャットフードを製造・販売している会社です。会社利益の20%を殺処分ゼロの活動資金や自社で展開している動物福祉向上活動の資金に使用するなど、社会貢献もしており好感が持てます。
また、犬猫生活を製造している工場は、農林水産消費安全技術センター(FAMIC)の基準をクリアした工場。日本は欧州と比べるとまだまだペットフードの製造環境に対する規制が緩いですが、FAMICの基準は厳しいことで有名です。
FAMICは、品質管理や製造過程などの厳しい基準の詳細を公表しています。その基準をクリアした工場で製造しているため、犬猫生活のフードは安心できますね。
品質管理や製造過程を明確に公表しているため、犬猫生活の方が安心できると考えて良いでしょう。
「グランツ」と「犬猫生活」比較③:原材料がいいのは?
グランツと犬猫生活の原材料は似た内容ではありますが、少し違いもあるようです。
グランツには3種類のフレーバーがありますが、原材料もフレーバーごとに異なります。どれが愛猫に向いているのか判断する重要なポイントにもなるため、詳しくみていきましょう。
グランツ
チキン&サーモン
|
グランツ
チキン
|
グランツ
サーモン
|
犬猫生活キャットフード
|
|
主な原材料 | 脱水チキン30%、フレッシュチキン15%、脱水サーモン14%、チキンファット10%、チキンプロテイン2%、サーモンオイル0.8% | 脱水チキン27%、フレッシュチキン25%、チキンファット7%、チキンププロテイン6%、サーモンオイル0.8% | フレッシュサーモン25%。脱水サーモン21.77%、チキンファット5.22%、チキンプロテイン2%、サーモンオイル1.94% | 生肉(鶏肉(日本)、牛肉(ニュージーランド、オーストラリア、日本)、金沢港の旬の魚(日本)、鶏レバー(日本)、豚油かす(日本)、カツオとマグロの魚粉(日本)、鶏油(日本)、マグロオイル(日本) |
その他の原材料 | さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛) | さつまいも、エンドウ豆、ひよこ豆、チコリ、ビール酵母、マンナンオリゴ糖、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、ユッカエキス、スピルリナ、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A,D3,E)、アミノ酸類(タウリン,L-カルニチン)、ミネラル類(銅,ヨウ素,鉄,マンガン,セレン,亜鉛) | エンドウ豆、さつまいも、ベジタブルファイバー、ポテトスターチ、ポテトプロテイン、チコリ、ビール酵母、マンナンオリゴ糖、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、ユッカエキス、スピルリナ、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A,D3,E)、アミノ酸類(タウリン,L-カルニチン)、ミネラル類(銅,ヨウ素,鉄,マンガン,セレン,亜鉛) | イモ類(ジャガイモ(アメリカ)、サツマイモ(日本))、タピオカ澱粉(タイ)、ココヤシ粉末(マレーシア)、ひよこ豆(アメリカ)、ひまわり油(日本)、アルファルファ(フランス)、ごま油(日本)、リンゴ(日本)、トマト(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、ミネラル類(Ca、Zn、Cu)、アミノ酸(タウリン、メチオニン、リジン)、クランベリー(アメリカ)、海草(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K) |
穀物類 | なし | なし | なし | なし |
好ましくない原材料 | なし | なし | なし | なし |
人工添加物 | なし | なし | なし | なし |
グランツ・犬猫生活ともに、無添加グレインフリーのキャットフードであり、猫の体に好ましくないものは一切使用されていません。
しかし、犬猫生活の主原材料が「ヒューマングレード」であるのに対し、グランツはヒューマングレードではありません。人間が食べても問題のない新鮮な原材料を使用しているため、犬猫生活の方がより安心できるでしょう。
ただし、グランツの公式サイトでは「原材料の大半は人間の食品用と変わらない鮮度と部位を使用し、腐敗した肉などの使用は一切しておりません」と公言しており、安全性は保証されているようです。ヒューマングレードへのこだわりがある場合には、犬猫生活が良いかもしれません。
グランツも犬猫生活も、肉や魚をふんだんに使用しているフードです。
猫は本来肉食動物であり、穀物類の消化を得意としません。グランツも犬猫生活も穀物類を一切使用しない代わりに、動物性原材料を多く使用しており、猫向けのフードと言えます。穀物類による消化不良やアレルギーを引き起こす心配がないため、安心して与えられるでしょう。
また、フラクトオリゴ糖やマンナンオリゴ糖、チコリといった「プレバイオティクス」を配合している点も特徴的。プレバイオティクスとは、善玉菌の増殖をサポートする作用を持つ食品であり、腸内環境の改善に役立ちます。そのため、グランツも犬猫生活も、下痢などの排便トラブルの改善に期待できるでしょう。
さらに、猫は尿路結石になりやすい動物と言われています。尿路結石の予防には、クランベリーやブルーベリーが役立ちますが、グランツも犬猫生活もクランベリーを配合しているフードです。そのため、尿路結石の予防にも期待できるでしょう。
このように、グランツも犬猫生活も原材料の配合は類似しており、猫の体質や特性に合わせた原材料が使用されています。
原材料の内容は似ていますが、動物性原材料のほとんどが国産であったり、そのほかの原材料に関しても産地を全て開示していたりと、より安全性や信頼性が高いのは犬猫生活と言えるでしょう。
「グランツ」と「犬猫生活」比較④:栄養価が優れているのは?
グランツと犬猫生活の成分や栄養価は、大きな違いがあります。
栄養価の違いにより、猫の体に与える効果も異なるため、詳しく見ていきましょう。
グランツ
チキン&サーモン
|
グランツ
チキン
|
グランツ
サーモン
|
犬猫生活キャットフード
|
|
タンパク質 | 36% | 32% | 32% | 31%以上 |
脂質 | 17% | 15% | 16% | 15%以上 |
繊維 | 4.5% | 4.5% | 4.5% | 3%以下 |
灰分 | 8.5% | 10% | 9% | 9%以下 |
水分 | 10% | 10% | 10% | 10%以下 |
オメガ6脂肪酸 | 0.7% | 2.0% | 2.3% | 1.95%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.5% | 0.3% | 1.0% | 0.58%以上 |
オメガ6:オメガ3 | 1.4:1 | 6.7:1 | 2.3:1 | 3.4:1 |
リン | 1.1% | 1.0% | 1.0% | 1.08% |
マグネシウム | 0.09% | 0.06% | 0.08% | 0.13% |
ナトリウム | 0.6% | 0.6% | 0.9% | 0.28% |
カルシウム | 1.6% | 1.2% | 1.3% | 1.41% |
カリウム | − | − | − | 1.16% |
タウリン | − | − | − | 0.1% |
カロリー
(100gあたり) |
361kcal | 358kcal | 361kcal | 373kcal |
栄養価に関しては、愛猫の状態により「グランツ」が優れている場合と、「犬猫生活」が優れている場合があるため、一概にどちらがいいとは言い切れません。
グランツ(チキン&サーモン)はタンパク質が36%と、高タンパク質なフードです。
タンパク質は、猫の健康的な成長に欠かせない成分。良質な筋肉やハリのある毛を作ったりするのに不可欠であるため、子猫や活動量の多い猫は多く摂るべきです。
高タンパク質なフードはシニア猫の負担になりかねませんが、子猫や活発な猫には特におすすめでしょう。
グランツ(チキンやサーモン)は、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が高配合なフードです。オメガ6脂肪酸には皮膚や毛艶・毛並みを美しく保つ効果があり、オメガ3脂肪酸には炎症を抑えたり血液をサラサラにしたりする働きがあります。
双方とも猫の美貌を保つためには欠かせない成分です。猫の見た目を美しく保ちたいという場合におすすめでしょう。
ただし、グランツのチキンに関してはオメガ3脂肪酸の含有量が低め。
循環器系に問題がある猫にグランツのチキンは不向きなので、注意しましょう。
対する犬猫生活は、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスが優れているフードです。
オメガ3脂肪酸:オメガ6脂肪酸の比率が3:1〜10:1の場合、毛艶の改善や皮膚炎の改善に最も効果があると報告されています。毛艶や皮膚の状態が特に気になるという猫には、犬猫生活がおすすめでしょう。
犬猫生活も高タンパク質なフードではありますが、グランツと比べると含有量は少なめです。シニア猫になりつつありタンパク質は摂りたいけど摂りすぎは心配、という猫に良いでしょう。
また、グランツと犬猫生活に共通して言えるのが水分量の高さ。
猫は元々水分をあまり摂らない動物であり、それが故に年齢とともに腎臓に病を抱えやすくなります。グランツも犬猫生活も、ドライフードでありながら水分を摂ることができるため、水分をあまり摂りたがらない猫にもおすすめです。
このように、グランツと犬猫生活は栄養価の違いにより得られる効果も異なるのです。
愛猫の状態や求める効果により、フードを使い分けるのが良いでしょう。
「グランツ」と「犬猫生活」比較⑤:対象の猫の種類・年齢は?
グランツと犬猫生活の対象については、以下の通り。
グランツ
チキン&サーモン
|
グランツ
チキン
|
グランツ
サーモン
|
犬猫生活キャットフード
|
|
対象 | 全猫種・全年齢
(推奨:生後2ヶ月〜) |
成猫1歳〜 | 成猫1歳〜 | 全猫種・全年齢
(推奨:生後2ヶ月〜) |
グランツチキン&サーモンと犬猫生活は全猫種・全年齢対応ですが、グランツチキンとサーモンは1歳以上の成猫を対象としています。
各ステージに合ったフードを与えるのも良いですが、フードの切り替えには1週間〜2週間の期間を要します。スムーズにフードの切り替えできるとも限らないため、切り替える必要のない全年齢対象のフードは使い勝手が良いかもしれません。
また、多頭飼いしている場合にも、猫個々に合わせたフードを使用しなくて良いためおすすめです。
「グランツ」と「犬猫生活」比較⑥:食いつきがいいのは?
グランツと犬猫生活の食いつきや口コミについて見てみましょう。
グランツ
チキン&サーモン
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グランツ
チキン
|
グランツ
サーモン
|
犬猫生活キャットフード
|
|
粒の大きさ | 8mm〜10mmの三角形 | 10mm〜12mmのコイン型 | 10mm〜12mmのコイン型 | 5mm〜13mmの俵型 |
良い口コミ |
|
|
|
|
悪い口コミ |
|
|
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グランツも犬猫生活も「良く食べる」という口コミと「全然食べない」という口コミ、両極端という結果でした。
食いつきに関しては、猫の好みや咀嚼力に大きく左右されるため、どちらが良いとは一概に言い切れません。
グランツのチキンやサーモンは、10mm〜12mmとやや大きめの粒です。
1歳以上の成猫が対象であるためさほど問題にはなりませんが、シニア猫など咀嚼力の良い猫では食べづらさがあるかもしれないですね。
対し、全年齢対象であるグランツのチキン&サーモンや犬猫生活はやや小粒。
子猫やシニア猫でも食べやすい可能性が高く、また噛み砕きやすいよう形にもこだわっています。
しかし、犬猫生活は13mmと比較的大きな粒も混じっているため、与える前に砕くなど工夫が必要になる可能性も否定できません。
また、グランツは3種類のフレーバーがあるため、愛猫の好みに合ったフードが見つかる可能性が高いです。食いつきが気になるという方は、まずはお試しコースで愛猫が気に入るフードなのかどうか、試してみるのが良いでしょう。
「GRANDSキャットフード」がおすすめの猫はこんな猫!
グランツキャットフードは、以下のような猫におすすめです。
猫の状態 | おすすめの理由 | |
全フレーバー共通 | 穀物アレルギーのある猫 | グレインフリー。 |
尿路結石が気になる猫 | 尿路ケア効果のあるクランベリーやブルーベリーを配合している。 | |
水分をあまり摂らない猫 | 水分含有量が高い。 | |
チキン&サーモン | 急成長期の子猫 | タンパク質が37%以上であり、急成長に必要なタンパク質をカバーできる。 |
運動量の多い猫 | タンパク質が37%以上であり、良質な筋肉を作り出せる。 | |
チキン | 肉系のフードが好きな猫 | 肉類をたっぷり使用している。 |
毛艶や皮膚の状態が気になる猫 | オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が高配合。 | |
サーモン | 毛艶や皮膚の状態が気になる猫 | オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が高配合。 |
グランツキャットフードの特徴は、ドライフードにも関わらず水分含有量が多い点。
猫は積極的に水分を摂ろうとしないため、加齢に伴い腎臓などの臓器が衰えていきます。そのため腎臓病や糖尿病といった病気の可能性が高まります。しかし、水分を摂ることで臓器の衰退を和らげることができます。
高齢でなかなか水分を摂ってくれない猫や、事前に腎臓病を予防したい場合におすすめと言えるでしょう。
また、尿路ケアに力をいれているため、尿路結石などを予防した場合にも適しています。
チキン&サーモンは、高タンパク質なフードであるため子猫や運動量の多い猫におすすめです。ただし、高タンパク質はシニア猫には負担になる可能性もあります。なぜならシニア猫は若い猫に比べて1日に消費するカロリーが少ないためです。
全年齢対応のフードではありますが、あくまで若くて元気な猫向けのフードと言えるでしょう。
毛並みの悪さや皮膚炎などで悩んでいる猫の場合、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を多く配合しているチキンやサーモンのフレーバーがおすすめ。
ただし、チキンは抗炎症作用を持つオメガ3脂肪酸が少ないため、ひどい皮膚炎の場合にはあまりおすすめできません。
グランツキャットフードの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
「犬猫生活キャットフード」がおすすめの猫はこんな猫!
犬猫生活キャットフードは、以下のような猫におすすめです。
猫の状態 | おすすめの理由 |
急成長期の子猫 | タンパク質が31%以上であり、急成長に必要なタンパク質をカバーできる。 |
運動量の多い猫 | タンパク質が31%以上であり、良質な筋肉を作り出せる。 |
シニア猫 | タンパク質が35%以上という「超高タンパク質」ではなく、シニア猫の負担にもなりにくい。 |
穀物アレルギーのある猫 | グレインフリー。 |
毛艶や皮膚の状態が気になる猫 | オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが良い。 |
安全を第一に考える場合 | 猫の体に好ましくないものは一切使用していない。 |
尿路結石が気になる猫 | 尿路ケア効果のあるクランベリーを配合している。 |
水分をあまり摂らない猫 | 水分含有量が高い。 |
犬猫生活の最大の特徴は、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスの良さ。
毛艶の悪さが気になったり皮膚炎があったりする猫や、猫の見た目を美しく保ちたいという場合に、特におすすめです。
また、グランツほどの高配合ではありませんが、犬猫生活もタンパク質が31%と高タンパク質なフードです。
急成長期の子猫や運動量の多い猫にもおすすめですが、タンパク質のあげすぎが心配というシニアに近づいている猫にも良いかもしれません。
犬猫生活の詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。