
ドラッグストアやホームセンターなどでよく目にする「キャラットミックス」。国産のキャットフードでありながら安価で手に入るため、気になっている方も多いのではないでしょうか?
対し、通販でしか買うことのできない「モグニャン」。同じキャットフードですが、双方の値段には大きな違いがあります。食事は毎日摂るものなので、安心安全なフードであることだけでなく、コスパ面も重要ですよね。
この記事では、キャラットミックスとモグニャンについて、原材料や成分などの”栄養面”と”コスパ”を含む6項目を徹底比較します。
モグニャンとキャラットミックスの違いや、なぜコスパに大きな差が生じるのか等がわかるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。
「モグニャン」と「キャラットミックス」を6つの項目で比較しました!
ホームセンターやドラッグストアで売っている国産のキャットフード「キャラットミックス」。コスパの良さやラインナップの多さに定評があり、利用している方も多いです。
対し、ペット先進国イギリスで作られている「モグニャン」。高価ではありますが、猫の健康を第一に考えて開発されているだけあり、無添加かつグレインフリーとなっています。
同じ”キャットフード”でありながら、大きな違いがある「モグニャン」と「キャラットミックス」について、以下の6つのポイントを徹底的に比較した結果をご紹介します。
- コスパ
- 販売会社と購入可能な場所
- 主原材料と危険性
- 成分
- 対象
- 食いつきなどの口コミ
モグニャンとキャラットミックスを比較した結果は、以下の表の通りです。
モグニャン
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キャラットミックス
かつお仕立ての味わいブレンド
|
キャラットミックス
まぐろ仕立ての味わいブレンド
|
キャラットミックス
お肉とお魚のよくばりブレンド
|
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①コスパ | ×
1.5kg 4,708円 (144円/日) |
◯
2.7kg 1,060円 (18円/日) |
||
②販売会社と購入可能な場所 | ◯
株式会社レティシアン 公式サイトでのみ購入可 |
◯
ペットライン株式会社 通販、ペットショップ、ドラッグストア、ホームセンターなどで購入可 |
||
③主原材料と危険性 | ◯
白身魚65%、サーモンオイル、フィッシュスープ ※危険な原材料なし |
△
穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ささみパウダー、等) ※穀物類、ミートミール、チキンミール、大豆ミール、フィッシュミール、着色料など危険な原材料もあり |
△
穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ささみパウダー、等) ※穀物類、ミートミール、チキンミール、大豆ミール、フィッシュミール、着色料など危険な原材料もあり |
△
穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(チキンミール、ミートミール、ささみパウダー、等) ※穀物類、ミートミール、チキンミール、大豆ミール、フィッシュミール、着色料など危険な原材料もあり |
④成分 | ◯
タンパク質27%、脂質11% 379kcal/100g |
△
タンパク質23.4%、脂質8.1% 335kcal/100g |
△
タンパク質23.4%、脂質8.1% 335kcal/100g |
△
タンパク質23.4%、脂質8.1% 335kcal/100g |
⑤対象 | ◯
全猫種・全年齢 |
△
全猫種・成猫1歳〜 |
||
⑥口コミ | ◯
食いつきが良い 原材料が安心 小粒で食べやすそう × 食べない 匂いがきつい |
◯
価格が安い 国産で安心 食べる × 吐いてしまう 下痢になった 食べない 色が気になる |
「モグニャン」と「キャラットミックス」比較①:コスパはどっちがいい?
モグニャンとキャラットミックスのコスパを比較した結果は、以下の通り。
モグニャン
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キャラットミックス
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お試し | 100円(50g) | なし |
2,178円(1.5kg)
※初回半額お試しコース |
||
価格(税込)と内容量 | 【1.5kg】4,708円
定期コースで最大20%OFF(3,766円) |
【2.7kg:450g×6袋】1,060円
※Amazon参照 |
1日あたりの値段
※3kgの成猫の給餌量で計算 |
144円(通常購入時)
116円(定期購入時) |
18円(通常購入時) |
コスパは、「キャラットミックス」の方が圧倒的に良いです。
モグニャンが1.5kgで4,708円であるのに対し、キャラットミックスは2.7kgで1,060円。
1日あたりの値段では、なんと9倍近くの差があります。
モグニャンは、原材料に穀物類を一切使用せず、代わりに人間が食べても問題のないヒューマングレードの魚をたっぷり使用しています。原材料にこだわりがあるからこその値段ですが、さすがプレミアムフードなだけある…と言うほかありません。
食事は毎日必ず摂るものであり、コスパは良いに越したことがありません。
「モグニャンが気になるけど、高くて…」という方は、半額で購入できる初回半額お試しコースを有効活用するのも良いでしょう。
「モグニャン」と「キャラットミックス」比較②:販売会社はどっちが安心?
モグニャンとキャラットミックスの販売会社について比較した結果は、以下の通りです。
モグニャン
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キャラットミックス
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販売会社 | 株式会社レティシアン | ペットライン株式会社 |
購入可能な場所 | 公式サイトのみ | 通販、ペットショップ、ドラッグストアなど |
原産国 | イギリス | 日本 |
生産工場 | 欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)の基準をクリアした工場 | IS022000を取得しているほか、厳しい品質管理を実施 |
販売会社の安全性が高いのは「モグニャン」です。
モグニャンを販売している「株式会社レティシアン」は、海外のプレミアムキャットフードを直輸入・販売している会社。そして、世界中のキャットフード市場を調査し尽くしたレティシアンが、日本の猫向けに開発したのがモグニャンなのです。
モグニャンを製造している工場は、欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)の厳しい基準をクリアしているだけでなく、国際基準であるSAI GROBALランクAを取得しています。ペット先進国イギリスで、安全性と信頼性が高いと有名な工場なので、安心できますね。
また、原材料を納入するときと製造を完了した後に品質テストを行い、すべてのテストをクリアしたフードだけをパッキングしています。パッキング後には、1袋1袋に製造番号を振り、製造日や使用している原材料の産地などの情報を管理するという徹底っぷり。
そして、いつ・どこで・誰が・どのくらい・どんなキャットフードを購入したのかを把握することで、問い合わせに迅速に答えられるよう「公式サイトのみでの販売」に限っているそうです。高品質かつ顧客ファーストな会社であり、信頼できるでしょう。
対し、キャラットミックスの販売会社は「ペットライン株式会社」です。
ペットライン株式会社は、創業55年を誇る老舗ペットフード販売会社であり、国産第1号のドライタイプのキャットフードを発売したパイオニア企業。
キャラットミックスを製造している工場は、国際基準であるISO22000(食品安全マネジメントシステム)を取得しているほか、独自の厳しい品質チェックを行っています。
しかし、独自の基準の詳細が不明な点と、過去に異物混入でのリコールがあった点は、少々気になるポイント。
(キャラットミックスのリコール報告はありませんが、同社他ブランドでリコールあり)
どちらも厳しい基準をクリアしている工場で製造されていますが、より安全性が高いのはモグニャンと言えるでしょう。
「モグニャン」と「キャラットミックス」比較③:原材料がいいのは?
モグニャンとキャラットミックスの原材料には、大きな違いがあります。
原材料の違いにより安全性も大きく変わってきますので、詳しくチェックしてみましょう。
モグニャン
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キャラットミックス
かつお仕立ての味わいブレンド
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キャラットミックス
まぐろ仕立ての味わいブレンド
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キャラットミックス
お肉とお魚のよくばりブレンド
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主な原材料 | 白身魚65%、サーモンオイル、フィッシュスープ | 穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ささみパウダー、等) | 穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ささみパウダー、等) | 穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(チキンミール、ミートミール、ささみパウダー、等) |
その他の原材料 | タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母、サツマイモ、ココナッツオイル、セルロース、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、乳酸菌 | 豆類(大豆ミール、等)、油脂類(動物性油脂、等)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー、かつおパウダー、等)、野菜類、β-グルカン、グルコサミン、ローズマリー、バジル、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール) | 豆類(大豆ミール、等)、油脂類(動物性油脂、等)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー、まぐろパウダー、白身魚パウダー、等)、野菜類、β-グルカン、グルコサミン、ローズマリー、バジル、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール) | 豆類(大豆ミール、等)、油脂類(動物性油脂、等)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー、かつおパウダー、等)、野菜類、β-グルカン、グルコサミン、ローズマリー、バジル、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール) |
穀物類 | なし | とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール | とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール | とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール |
好ましくない原材料 | なし | 穀物類、ミートミール、チキンミール、大豆ミール、フィッシュミール | 穀物類、ミートミール、チキンミール、大豆ミール、フィッシュミール | 穀物類、ミートミール、チキンミール、大豆ミール、フィッシュミール |
人工添加物 | なし | 青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、ミックストコフェノール | 青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、ミックストコフェノール | 青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、ミックストコフェノール |
原材料が優れているのは「モグニャン」です。
モグニャンは、主原材料に猫が大好きなお魚をたっぷり65%以上使用しています。
猫は本来肉食動物であり、猫の成長と健康的な体づくりには、動物性タンパク質が欠かせません。さらに、小麦やとうもろこしといった穀物類の消化は得意ではなく、穀物類を多く摂取することで消化不良や下痢・軟便を引き起こすことも。穀物アレルギーを持つ猫も多いです。
モグニャンは、穀物類だけでなく、猫の体に好ましくない人工添加物は一切使用していません。主原材料は人間が食べても問題のないヒューマングレードのものを使用するなど、高品質であり安心して愛猫に食べさせられるでしょう。
動物性タンパク質は魚系のみなので、チキンアレルギーのある猫にも安心ですね。
また、猫は下痢などの消化器症状が出やすい動物。
モグニャンは、胃腸に負担をかけずにゆっくりと消化・吸収を促すサツマイモやジャガイモ、タピオカを使用したり、下痢予防に役立つバナナを使用したりと、排便コントロールにも力を入れています。飼い主が抱えやすい問題を、全て天然素材のものでサポートできる点も魅力でしょう。
対し、キャラットミックスの主原材料は、とうもろこしや小麦粉といった穀物類。
穀物類は、腹持ちを良くする効果がありますが、消化器官に負担になる可能性も高いです。穀物アレルギーを持つ猫も少なくないため、注意が必要です。
また、使用されている肉類は「◯◯ミール」「◯◯パウダー」がメイン。
これらは、種類が限定されていない哺乳動物の脂肪を溶かして油脂を抽出して作った乾燥肉であり、粗悪な肉を使用している可能性もゼロではないのです。
また、発がん性や下痢、アレルギーの誘発などのリスクがある着色料が使用されていることも懸念点として挙げられます。
赤色3号・102号、黄色4号、青色1号は、海外ではリスクの高さから食用の使用が禁止されているほど。コスパの良さはピカイチですが、猫にとって安心安全とは言えないのも確かです。
大切な家族の一員である愛猫ですから、「グレインフリー、人工添加物不使用、ヒューマングレード」など、高品質なモグニャンの方が安心できますね。
「モグニャン」と「キャラットミックス」比較④:栄養価が優れているのは?
モグニャンとキャラットミックスは、成分や栄養価にも大きな違いがあります。
栄養価の違いにより、猫の体に与える効果も異なるため、詳しく見ていきましょう。
モグニャン
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キャラットミックス
かつお仕立ての味わいブレンド
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キャラットミックス
まぐろ仕立ての味わいブレンド
|
キャラットミックス
お肉とお魚のよくばりブレンド
|
|
タンパク質 | 27%以上 | 23.4% | 23.4% | 23.4% |
脂質 | 11%以上 | 8.1% | 8.1% | 8.1% |
繊維 | 5.25%以下 | 3.5% | 3.5% | 3.5% |
灰分 | 9.5%以下 | 10% | 10% | 10% |
水分 | 5%以下 | 10% | 10% | 10% |
オメガ6脂肪酸 | 1.3% | − | − | − |
オメガ3脂肪酸 | 2.5% | − | − | − |
オメガ6:オメガ3 | 0.52:1 | − | − | − |
リン | 1.1% | − | − | − |
マグネシウム | 0.12% | 0.12% | 0.12% | 0.12% |
ナトリウム | 0.3% | − | − | − |
カルシウム | 1.3% | − | − | − |
カリウム | 0.8% | − | − | − |
タウリン | 0.1% | − | − | − |
カロリー
(100gあたり) |
379kcal | 335kcal | 335kcal | 335kcal |
栄養価が優れているのは「モグニャン」です。
モグニャンは、猫の健康や成長に必要とされているタンパク質と脂質の基準を満たしています。
猫には高タンパク質のフードが良いとされているため、近年では35%以上のタンパク質含有量のキャットフードも。
しかし、高タンパク質のフードは、腎臓や肝臓が弱い猫やシニア猫には負担になりかねません。モグニャンは、必要量はしっかりと守りつつ、過剰な配分とならないよう配慮されているのです。
また、血液をサラサラにする作用を持つ「オメガ3脂肪酸」も豊富。
皮膚炎などの炎症や、心臓病・糖尿病などの循環器が弱い猫にもおすすめです。
対し、キャラットミックスは、タンパク質が23.4%、脂質が8.1%とAAFCOの基準を満たしていません(AFFCOの基準:成猫でタンパク質26%・脂質9%が最低値)
タンパク質や脂質が不足すると、筋肉がつかなかったり、皮膚や毛艶の状態が悪くなる可能性があります。
また、キャラットミックスは穀物類を多く含むため、炭水化物も多め。
健康な猫であれば、40%程度の炭水化物の消化は可能ですが、それ以上では消化機能の低下(下痢・嘔吐・鼓腸など)や高血糖を引き起こすとされています。(引用:猫のための最適な食餌:三鷹獣医科グループ)
さらに、ミネラル類の詳細なデータも掲載されていません。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスや、リン・マグネシウム・ナトリウム等のバランスは猫の体調に直結するものです。詳細が掲載されていないため、良し悪しの判断ができないのが現状です。
パッケージには「下部尿路の健康維持に配慮/マグネシウム量を調整」と書かれていますが、その詳細は不明なのです。
このように、客観的データに基づいた分析ができる「モグニャン」と、それができない「キャラットミックス」では、モグニャンの方が圧倒的に安心と言えるでしょう。
「モグニャン」と「キャラットミックス」比較⑤:対象の猫の種類・年齢は?
モグニャンとキャラットミックスの対象については、以下の通り。
モグニャン
|
キャラットミックス
|
|||
対象 | 全猫種・全年齢
(推奨:生後2ヶ月〜) |
全猫種・成猫1歳〜 |
モグニャンが全猫種・全年齢対応であるのに対し、キャラットミックスは1歳以上の成猫が対象になります。
子猫から成猫への移行時にキャットフードを切り替えると、食べが悪くなることがありますが、モグニャンはその心配がいりません。
とは言え、キャラットミックスも全猫種対応なので、多頭飼いの場合などにはおすすめと言えるでしょう。
「モグニャン」と「キャラットミックス」比較⑥:食いつきがいいのは?
モグニャンとキャラットミックスの食いつきや口コミについて見てみましょう。
モグニャン
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キャラットミックス
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粒の大きさ | 5mm〜8mmの俵形 | 10mm〜12mm花・魚形 |
良い口コミ |
|
|
悪い口コミ |
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食いつきが良いのは「モグニャン」です。
モグニャン、キャラットミックスともに食いつきが良いという口コミが多いです。
しかし、モグニャンの方が「おかわりをねだられた」「今までにない食いつきの良さ」「袋を見ただけでソワソワし始める」など、勢いの良さに関する口コミが多い印象。
また、粒の大きさは、食いつきや食べやすさに直結します。
モグニャンは5mm〜8mmと小粒であるため、咀嚼力の弱い子猫やシニア猫でも食べやすいかもしれません。
対し、キャラットミックスは、やや粒が大き目なので、噛みごたえや食感を楽しみたい猫におすすめと言えるでしょう。
モグニャンの悪い口コミには、匂いがキツいというものがあります。
と言うのも、モグニャンは、動物性タンパク質が豊富に配合されているため、フードの匂いが独特。香料を一切使用していませんが、魚の強い匂いがするため、臭いと感じる方もいるでしょう。
また、体内でタンパク質を分解する際にも、キツい匂いが発生します。良質なタンパク質が豊富であるが故に、不快に感じる匂いの問題もありそうです。
対し、キャラットミックスの悪い口コミには、腹部症状の悪化が見受けられました。これは、穀物類が消化の負担になっていたり、人工添加物が悪影響を与えていたりする可能性があります。穀物アレルギーの症状として、下痢や嘔吐が生じている可能性も考えられますね。
とは言え、キャラットミックスには複数のフレーバーがあるため、猫の好みに合った味が見つかる可能性も高いです。腹部症状がなく、単に食いつきが気になるだけならフレーバーを変えて試すのも良いでしょう。
「モグニャン」がおすすめの猫はこんな猫!
モグニャンは、以下のような猫におすすめです。
猫の状態 | おすすめの理由 |
肝臓や腎臓が弱っている猫 | タンパク質や脂質の含有量が多すぎないため、肝臓や腎臓への負担が少ない。
オメガ3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにする作用に期待できる。 |
循環器が弱っている猫 | オメガ3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにする作用に期待できる。 |
排便コントロールが良くない猫 | 食物繊維を多く含むイモ類や、便秘・下痢の予防効果があるバナナを配合している。 |
穀物アレルギーがある猫 | グレインフリー |
チキンアレルギーがある猫 | 動物性タンパク質は魚のみで、チキンを使用していない。 |
シニア猫 | タンパク質が多すぎないため、加齢に伴い消化機能が低下していても問題ない。
粒が小粒で食べやすい。 |
肥満気味な猫 | 低脂質で上質なタンパク質を摂取できる。 |
魚系のフードが好きな猫 | 白身魚を60%以上使用している。 |
安全を第一に考える場合 | 猫の体に好ましくないものは一切使用していない。
ヒューマングレードの原材料であるうえに、製造過程も安全性が高い。 |
モグニャンの最大の特徴は、タンパク質や脂質が多すぎないという点。
モグニャンは、AFFCOやFEDIAFで定められている栄養基準は守りつつ、過剰な配合はしていません。タンパク質や脂質は猫の健康に欠かせませんが、肝臓や腎臓が弱い猫や消化機能が低下しているシニア猫の場合、負担になる可能性も。
また、オメガ3脂肪酸が多く含まれるため、循環器へのケアにも期待できます。
高タンパク質を避けるべき状態にいる猫や循環器が弱っている猫、肥満傾向の猫には、モグニャンがおすすめと言えるでしょう。
また、動物性タンパク質が白身魚だけなので、チキンアレルギーや穀物アレルギーがある猫にもおすすめ。アレルギーの心配を排除して、安心して食べさせられるでしょう。
コスパが良いとは言えませんが、ヒューマングレードで上質な原材料を使用しており、栄養バランスも良好です。
”愛猫の体に良いものを食べて欲しい”という飼い主には、特におすすめでしょう。
モグニャンの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
「キャラットミックス」がおすすめの猫はこんな猫!
キャラットミックスは、以下のような猫におすすめです。
状態 | おすすめの理由 |
好き嫌いのある猫 | 複数のフレーバーがある。 |
味に飽きやすい猫 | 複数のフレーバーがある。 |
すぐにお腹が空いてしまう猫 | 穀物類が多いため、腹持ちが良い。 |
多頭飼いの場合 | コスパに優れている。 |
キャラットミックスの最大の特徴は、大容量かつ非常に安価という点。
1袋5,000円超のプレミアムキャットフードが多いなか、2.7kgで約1,000とコスパは非常に優れています。多頭飼いしていたり、よく食べる猫でフードの消費が激しい場合などには、お財布に優しいフードと言えるでしょう。
また、同じ栄養価でありながら複数のフレーバーがある点も魅力的。
猫は好き嫌いや飽きが激しい動物ですが、フレーバーが複数あれば猫の好みに合う味も見つかる可能性が高いです。
とは言え、猫の健康に好ましくない穀物類や人工添加物を使用しているのも確か。
安価なフードなので、内容も相応であることは理解しておく必要があるでしょう。
キャラットミックスの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。