「モグニャン」と「アイムス(猫用)」を6つの項目で比較!

日本のキャットフード市場で人気の高い「アイムス」は、1946年の創設以来さまざまなキャットフードを販売している老舗ブランドのひとつです。猫の年齢や状態に合わせて数多くのラインナップが展開されているため、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

対し、近年ネット上で人気と注目を集めている「モグニャン」。海外のプレミアムキャットフードの原材料や栄養学の知識をもとに、日本の猫向けに開発されたフードです。

 

この記事では、モグニャンとアイムスについて6つの項目を徹底比較した結果をご紹介しています。この記事を読めば、モグニャンとアイムスの違いや特徴、使い分けが分かり、愛猫に合ったフードを選べるようになるので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

「モグニャン」と「アイムス(猫用)」を6つの項目で比較しました!

日本のペットショップやドラッグストアでよく見かける「アイムス」。対し、店舗では販売しておらず公式サイトからしか購入できない「モグニャン」。

同じ”キャットフード”でありながら、双方には多くの違いがあります。モグニャンとアイムスにはどんな違いがあるのか、どういった特徴があるのか、以下の6つのポイントを徹底的に比較しました。

  1. コスパ
  2. 販売会社と購入可能な場所
  3. 主原材料と危険性
  4. 成分
  5. 対象
  6. 食いつきなどの口コミ

 

モグニャンとアイムスを比較した結果は、以下の表の通りです。

なお、アイムスには多くのラインナップがありますが、今回は最も人気の高い「アイムスインドアキャット」について比較していますので、ご了承ください。

モグニャン

 

アイムス/インドアキャット

チキン

アイムス/インドアキャト

まぐろ味

アイムス/インドアキャット

お魚ミックス

①コスパ

1.5kg 4,708円

(144円/日)

1.5kg 1,290円

(43円/日)

1.5kg 3,180円

(106円/日)

1.5kg 2,500円

(83円/日)

②販売会社と購入可能な場所

株式会社レティシアン

公式サイトでのみ購入可

マースジャパンリミテッド

通販サイト、ドラッグストア、ペットショップなどで購入可

③主原材料と危険性

白身魚65%、サーモンオイル、フィッシュスープ

※危険な原材料なし

肉類(チキンミール、チキンエキス、家禽ミール)、とうもろこし

※穀物類や人工添加物あり

肉類(チキンミール、チキンエキス、家禽ミール)、小麦、とうもろこし

※穀物類や人工添加物あり

肉類 (チキンミール、チキンエキス、家禽ミール)、小麦、とうもろこし

※穀物類や人工添加物あり

④成分

タンパク質27%、脂質11%

379kcal/100g

タンパク質30.6%、29.0脂質%

366kcal/100g

タンパク質29.0%、脂質13.0%

367kcal/100g

タンパク質25.5%、脂質9.5%〜13.0%以下

347kcal/100g

⑤対象

全猫種・全年齢

成猫1歳〜

 

「モグニャン」と「アイムス」比較①:コスパはどっちがいい?

モグニャンとアイムスのコスパを比較した結果は、以下の通り。

モグニャン

 

アイムス/インドアキャット

チキン

アイムス/インドアキャト

まぐろ味

アイムス/インドアキャット

お魚ミックス

お試し 100円(50g) なし
2,178円(1.5kg)

※初回半額お試しコース

価格(税込)と内容量 【1.5kg】4,708円

定期コースで最大20%OFF(3,766円)

【1.5kg:375g×4袋】1,290円

Amazonの定期おトク便で最大15%OFF(1,161円)

【1.5kg:375g×4袋】3,180円 【1.5kg:375g×4袋】2,500円
1日あたりの値段

※3kgの成猫の給餌量で計算

144円(通常購入時)

116円(定期購入時)

43円(通常購入時) 106円(通常購入時) 83円(通常購入時)

 

コスパが良いのは「アイムス」です。

 

モグニャンは1.5kgで4,708円、お得な定期コースで購入しても3,766円とお値段が高め。

対し、アイムスは同量の1.5kgでチキン1,290円、まぐろ3,180円、お魚ミックス2,500円です。(2023年2月現在:参考Amazon)

アイムスは、購入するプラットフォームにより値段にばらつきがありますが、いずれにせよモグニャンよりも低価格で購入できます。

 

3kgの成猫への給餌量を参考に1日あたりの値段を計算しましたが、モグニャンとアイムスでは、1日35円〜100円近い差が。

食事は毎日摂るものなので、飼い主にとってコスパが良いのは嬉しいことですよね。

 

いくら猫の健康にいいプレミアムキャットフードでも、コスパが悪いのは考えものです。

モグニャンを少しでも安く購入したい、愛猫に合うかどうか試してみたいという方は、初回半額お試しコースを利用するのがおすすめ。

初回半額お試しコースなら、プレミアムキャットフードのモグニャンを半額で購入できます。

 

初回限りではありますが、アイムスとさほど変わらない値段で試すことができるのです。

定期縛り等もないので、一度試してみる価値はありそうですね。

「モグニャン」と「アイムス」比較②:販売会社はどっちが安心?

モグニャンとアイムスの販売会社について比較した結果は、以下の通りです。

モグニャン

 

アイムス

販売会社 株式会社レティシアン マースジャパンリミテッド
購入可能な場所 公式サイトのみ 通販、ドラッグストア、ペットショップなど
原産国 イギリス オーストラリア
生産工場 欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)の基準をクリアした工場 世界各国にある工場で製造

 

安全性が高いのは「モグニャン」です。

 

モグニャンを販売している「株式会社レティシアン」は、世界中のプレミアムペットフードやワイン、チーズなどを直輸入・販売している会社。市場に直接足を運び、実際に目にして口にした物かつ高品質で体に良いものを厳選して販売しています。

 

モグニャンは、そんな株式会社レティシアンが日本の猫向けに開発したキャットフード。

世界中の市場を調べ尽くし、品質にも衛生面にも徹底的に配慮して作られています。

 

モグニャンを製造している工場は、厳しい審査基準で有名な「FEDIAF」のお墨付き。ペット先進国イギリスで安全性と信頼性が高いと好評の工場で作られているため、安心できるでしょう。

また、原材料の納入時やフードの製造後に厳しい品質チェックを行い、テストに通過できたフードだけをパッキングしています。パッキング後には、1袋1袋に製造番号が振られ、原材料の産地や製造日を徹底的に管理しているとのこと。

 

モグニャンは、ペットショップなどの店舗では購入できないため、公式サイトで購入するしかありません。やや不便ですが、これにもこだわりの理由が。

製造後の管理体制を統一することで高品質を守ることと、購入者の詳細を把握して問い合わせに迅速に答えるための施策のようです。安全性も購入者への配慮も十分であり、安心できますね。

 

対し、アイムスを販売しているのは「マースジャパンリミテッド」です。

マースジャパンリミテッドは、米国マースインコーポレイテッドの日本拠点として1975年に創立した会社。

 

ペットフードだけでなく、お菓子や食品などの販売や栄養科学の研究をしています。研究結果に基づきペットフードや商品の開発をしており、”科学的根拠に基づいた商品”を提供しているため安心できますね。

 

しかし、製造工場に関しての詳細が開示されていないのが懸念点。

過去には、アメリカの工場で製造されたペットフードにサルモネラ菌が発見されたことで、商品回収をしたことも。

 

2010年のリコール以降、リコールは発生していませんが、品質管理を徹底している点を考慮するとモグニャンの方がより安全と言えるでしょう。

「モグニャン」と「アイムス」比較③:原材料がいいのは?

モグニャンとアイムスの原材料には、大きな違いがあります。

アイムスインドアキャットには3種類のフレーバーがありますが、フレーバーにより原材料も異なります。どれが愛猫に向いているのか判断する重要なポイントにもなるため、詳しくみていきましょう。

モグニャン

 

アイムス/インドアキャット

チキン

アイムス/インドアキャト

まぐろ味

アイムス/インドアキャット

お魚ミックス

主な原材料 白身魚65%、サーモンオイル、フィッシュスープ 肉類(チキンミール、チキンエキス、家禽ミール)、とうもろこし 肉類(チキンミール、チキンエキス、家禽ミール)、小麦、とうもろこし 肉類 (チキンミール、チキンエキス、家禽ミール)、小麦、とうもろこし
その他の原材料 タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母、サツマイモ、ココナッツオイル、セルロース、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、乳酸菌 植物 性タンパク、大麦、油脂類(鶏脂)、家禽類、食物繊維(ビートパル プ、オリゴ糖)、ユッカ、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、 コリン、ナイアシン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、 鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化 防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、 BHT) 油脂類(鶏脂、フィッシュオイル)、植物性タンパク、魚介類(まぐろ ミール、ツナミール)、食物繊維(ビートパルプ、オリゴ糖)、乾燥卵、 乾燥酵母、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシ ン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、ク ロライド、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン、メ チオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出 物、クエン酸、BHA、BHT) 食物繊維(ビートパルプ、セルロース、オリゴ糖)、さとうもろこし、油 脂類(鶏脂、フィッシュオイル)、乾燥酵母、乾燥卵、ユッカ、魚介類 (かつおエキス、サーモンエキス)、L-カルニチン、ビタミン類(A、B1、 B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、 カリウム、カルシウム、クロライド、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ 素)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェ ロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT)
穀物類 なし とうもろこし、大麦 小麦、とうもろこし 小麦、とうもろこし、さとうもろこし
好ましくない原材料 なし ◯◯ミール、穀物類、ビートパルプ ◯◯ミール、穀物類、ビートパルプ ◯◯ミール、穀物類、ビートパルプ
人工添加物 なし BHA、BHT BHA、BHT BHA、BHT

 

原材料が良いのは「モグニャン」です。

 

モグニャンは、主原材料として白身魚を65%も使用しています。

猫はもともと肉食動物であり、肉や魚といった動物性タンパク質が大好き。モグニャンで使用されている白身魚は、人間が食べても問題のないヒューマングレードのもののみ。品質の高さも安心できる要素になりますね。

 

モグニャンは動物性タンパク質でも「魚のみ」を使用しています。肉類を使用していないため、チキンアレルギーを持つ猫にも安心でしょう。

 

また、猫は肉食動物であるが故に、とうもろこしや小麦といった穀物類の消化が得意ではありません。モグニャンは動物性タンパク質が豊富なだけでなく、穀物類を一切使っていないため、猫本来の食生活に合ったフードと言えるでしょう。

 

さらに、猫は胃腸系の問題を抱えやすい動物でもあります。

モグニャンは、ゆっくりと消化吸収ができるバナナやサツマイモ・タピオカなどを配合しており、ゆっくりと消化吸収ができるため胃腸への負担を軽減できます。

香料や着色料などの人工添加物も一切使用していないため、安心して愛猫に与えられるでしょう。

 

対し、アイムスの主原材料は肉類と穀物類。

動物性タンパク質が第一原材料であるため、猫向けのフードと言えます。

 

しかし、小麦やとうもろこしといった穀物類が配合されているのも確か。

穀物類は腹持ちがよいため、大食いの防止やダイエットには向いているかもしれません。

しかし、猫は穀物類の消化が得意ではありませんし、穀物アレルギーを持つ猫も少なくはないのです。

穀物類は猫に好ましい原材料とは言えないため、注意が必要でしょう。

 

また、動物性タンパク質である肉類ですが、詳細をみるとチキンミールや家禽ミールといった「◯◯ミール」が使用されています。

◯◯ミールは「油脂を抽出した乾燥肉」のことですが、使用する肉の状態は指定されていません。極端な話、死亡後の肉を使用していても特に問題にはならないのです。

そのため、必ずしも「品質面が安全」と言い切ることができないのが現状です。

 

さらに、ビートパルプやBHA・BHTにも注意が必要。

ビートパルプとは、サトウダイコンから砂糖を抽出した際の残りカスのこと。ビートパルプは、便を固める作用を持つため下痢や軟便予防に役立ちますが、副産物であるため健康を害する可能性も否定できません。

 

防腐剤として使用されているBTAやBHTは、発ガン作用も報告されています。

多量に摂取しなければ問題はありませんが、原材料にこだわる飼い主さんにとっては、気になる点になるでしょう。

 

とは言え、ビートパルプは毛玉ケアにも役立ちますし、BTAやBHAは酸化防止にも役立ちます。

また、便臭を和らげるユッカが配合されているため、匂いが気になる飼い主にぴったり。

 

アイムスは室内飼の猫への配慮がされている良いフードですが、品質へのこだわりが高い点を考慮するとモグニャンの方が優れていると言えるでしょう。

「モグニャン」と「アイムス」比較④:栄養価が優れているのは?

モグニャンとアイムスは、成分や栄養価にも大きな違いがあります。

栄養価の違いにより、猫の体に与える効果も異なるため、詳しく見ていきましょう。

モグニャン

 

アイムス/インドアキャット

チキン

アイムス/インドアキャト

まぐろ味

アイムス/インドアキャット

お魚ミックス

タンパク質 27%以上 30.6%以上 29.0%以上 25.5%以上
脂質 11%以上 12.6%以上 13.0%以上 9.5%以上13.0%以下
繊維 5.25%以下 3.0%以下 2.0%以下 5.0%以下
灰分 9.5%以下 7.0%以下 11.0%以下 10.0%以下
水分 5%以下 7.5%以下 8.0%以下 10.0%以下
オメガ6脂肪酸 1.3% 2.0% 2.6% 2.3%
オメガ3脂肪酸 2.5% 0.05% 0.5% 0.4%
オメガ6:オメガ3 0.52:1 40:1 5.2:1 5.75:1
リン 1.1% 1.1% 1.1% 1.1%
マグネシウム 0.12% 0.10% 0.12% 0.14%
ナトリウム 0.3%
カルシウム 1.3% 1.1% 1.5% 1.3%
カリウム 0.8%
タウリン 0.1% 0.18% 0.32% 0.3%
カロリー

(100gあたり)

379kcal 366kcal 367kcal 347kcal

 

栄養価に関しては、愛猫の状態や求める効果により最適なフードが変わるため、一概にどちらが優れていると言うことはできません。

しかし、モグニャン・アイムスともに主要成分はAFFCOが定める基準をクリアしているため、良いフードであると言えるでしょう。

 

モグニャンの最大の特徴は、オメガ6脂肪酸の豊富さ。

モグニャンはお魚をたっぷり使用しているため、ほかのフードよりもオメガ6脂肪酸の含有量が高いです。

オメガ6脂肪酸には、血液をサラサラにする作用があります。そのため、心臓や腎臓・肝臓など血液の流れが多い器官が弱い猫にぴったり。臓器に負担をかけることなく栄養を全身に送ることができます。

抗炎症作用もあるため、皮膚炎などの炎症緩和にも期待できるでしょう。

 

対し、アイムスのチキンはタンパク質が高めです。

タンパク質は、猫の成長や健康に欠かせない成分。活動量の高い猫に、特におすすめです。ただし、高タンパク質なフードは腎臓や肝臓には負担になるため、腎臓や肝臓の弱い猫には注意が必要でしょう。

 

アイムスのまぐろとお魚ミックスは、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスとタウリンの配合が良好です。

オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の比率が「3:1〜10:1」の場合、毛艶が改善すると報告されています。毛並みが気になる猫には、アイムスのまぐろもしくはお魚ミックスが良いでしょう。

 

また、タウリンは猫の体内で生成することができない栄養素。

タウリンが不足すると、免疫力が下がったり循環器疾患を抱えやすくなったりします。アイムスのまぐろとお魚ミックスは、タウリンが豊富なため、免疫ケアにも役立つでしょう。

 

そして、アイムスインドアキャット全フレーバーに共通する点として、水分量の高さも挙げられます。

猫はもともと水をあまり飲まない動物。それが故に、年齢とともに腎臓や心臓など循環器の病気を抱えやすいです。積極的に水を摂ってくれない場合、アイムスで水分を補うのも良いでしょう。

 

モグニャンもアイムスも、猫の健康や成長に欠かせない栄養をバランスよく配合していることに違いありません。循環器のケアや炎症を抑えたい場合にはモグニャンもしくはアイムスのまぐろ・お魚ミックス、活動量が高い場合にはアイムスのチキンなど、使い分けるのが良いでしょう。

「モグニャン」と「アイムス」比較⑤:対象の猫の種類・年齢は?

モグニャンとアイムスの対象については、以下の通り。

モグニャン

 

アイムス/インドアキャット

チキン

アイムス/インドアキャト

まぐろ味

アイムス/インドアキャット

お魚ミックス

対象 全猫種・全年齢

(推奨:生後2ヶ月〜)

成猫1歳〜

 

モグニャンが全猫種・全年齢対応のキャットフードであるのに対し、アイムスは1歳以上の成猫が対象となります。

 

各ステージでフードを切り替えるのも良いですが、フードの切り替えには約1週間〜2週間の期間を要しますし、好き嫌いなどから順調に移行できないこともあります。

モグニャンは、フードを切り替える手間がないため、利便性が高いと言えるでしょう。

 

さらに、子猫と成猫、シニア猫など多頭飼している場合にも、フードを分ける必要がないモグニャンは使いやすいかもしれません。

「モグニャン」と「アイムス」比較⑥:食いつきがいいのは?

モグニャンとアイムスの食いつきや口コミについて見てみましょう。

モグニャン

 

アイムス/インドアキャット

チキン

アイムス/インドアキャト

まぐろ味

アイムス/インドアキャット

お魚ミックス

粒の大きさ 5mm〜8mmの俵形 10mm〜12mmの丸形
良い口コミ
  • 食いつきが良い
  • 原材料が安心
  • 小粒で食べやすそう
  • 食いつきがいい
  • 個包装で便利
  • コスパが良い
  • よく食べる
  • コスパが良い
  • よく食べる
  • 獣医に勧められたから安心
悪い口コミ
  • 食べない
  • 匂いがキツい
  • 食べない
  • 丸呑みして吐く
  • 防腐剤が心配
  • 匂いがキツい
  • 食べない
  • 下痢になった
  • 保存料が心配
  • 匂いがキツい
  • 粒が大きくて吐く
  • 匂いがキツい
  • 便が緩くなる

 

モグニャンもアイムスも「食いつきが良い」という口コミが多いなか、「食べない」という口コミも見受けられました。

食いつきに関しては、猫の好みや咀嚼力に左右されるため、どちらが良いと言い切るのは難しいです。

 

しかし、モグニャンは5mm〜8mmとやや小粒。

咀嚼力の弱い子猫やシニア猫、丸呑みしてしまう猫には食べやすい大きさでしょう。

 

対し、アイムスは10mm〜12mmと一般的な大きさです。

丸呑みして吐き出してしまうという口コミが多数あったため、猫の状態に合わせて砕いたりふやかしたりと、工夫する必要があるかもしれません。

「モグニャン」がおすすめの猫はこんな猫!

モグニャンは、以下のような猫におすすめです。

 

猫の状態 おすすめの理由
肝臓や腎臓が弱っている猫 タンパク質や脂質の含有量が多すぎないため、肝臓や腎臓への負担が少ない。

オメガ3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにする作用に期待できる。

循環器が弱っている猫 オメガ3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにする作用に期待できる。
排便コントロールが良くない猫 食物繊維を多く含むイモ類や、便秘・下痢の予防効果があるバナナを配合している。
穀物アレルギーがある猫 グレインフリー
チキンアレルギーがある猫 動物性タンパク質は魚のみで、チキンを使用していない。
シニア猫 タンパク質が多すぎないため、加齢に伴い消化機能が低下していても問題ない。

粒が小粒で食べやすい。

肥満気味な猫 低脂質で上質なタンパク質を摂取できる。
魚系のフードが好きな猫 白身魚を60%以上使用している。
安全を第一に考える場合 猫の体に好ましくないものは一切使用していない。

ヒューマングレードの原材料であるうえに、製造過程も安全性が高い。

 

モグニャンの最大の特徴は、オメガ3脂肪酸が豊富であるという点。

オメガ3脂肪酸には、血液をサラサラにしたり、炎症を抑えたりする効果があります。

腎臓や肝臓、心臓など多くの血液を必要とする器官へ負担を与える心配がありません。

 

また、タンパク質や脂質が多すぎないため、臓器への負担も最小限。

猫の成長と健康にタンパク質は不可欠ですが、肝臓や腎臓が弱い猫や消化機能が低下しているシニア猫の場合、負担になりかねません。

負担を最小限に抑えつつ必要な栄養素は十分摂れる「猫の体を第一に考えているフード」と言えるでしょう。

 

高タンパク質のフードを食べない方がいい状態にいる猫や循環器が弱っている猫、太り気味の猫には、モグニャンがおすすめと言えるでしょう。

 

また、チキンアレルギーや穀物アレルギーがある猫にもおすすめです。なぜなら動物性タンパク質が白身魚だけだからです。アレルギーの心配を排除して、安心して食べさせられるでしょう。

 

モグニャンの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

 

「IAMS(猫用)」がおすすめの猫はこんな猫!

アイムスは、以下のような猫におすすめです。

 

猫の状態 おすすめの理由
全フレーバー共通 毛玉の吐き戻しが気になる猫 ビートパルプにより便と一緒に排出できるようになる。
腹持ちが悪い猫 穀物類により満腹感が得られやすい。
水分をあまり摂らない猫 水分含有量が高い。
チキン 急成長期の子猫 タンパク質が30%以上であり、急成長に必要なタンパク質をカバーできる。
運動量の多い猫 タンパク質が30%以上であり、良質な筋肉を作り出せる。
まぐろ 免疫力を高めたい猫 タウリンが豊富。
毛艶や皮膚の状態が気になる猫 オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが良い。
お魚ミックス 免疫力を高めたい猫 タウリンが豊富。
毛艶や皮膚の状態が気になる猫 オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが良い。
腎臓や肝臓が弱い猫 タンパク質や脂質が少なく、臓器への負担が少ない。

 

アイムスの特徴は、ドライフードにも関わらず水分量が多いという点。

猫は積極的に水分を摂らないため、加齢に伴い腎臓や肝臓などの機能が衰えていきます。糖尿病や心臓病といった病気になりやすいですが、水分を摂ることで予防することも可能です。

なかなか水分を摂ってくれない猫や、腎臓ケアをしたい場合におすすめでしょう。

 

チキンは、アイムスのなかでもタンパク質を多く含むため、運動量の高い猫向け。

腎臓や肝臓が弱っている猫やシニア猫には高タンパク質のフードは負担になりますが、元気で活発な猫には高タンパク質は不可欠です。

室内飼でも運動量の多い猫の場合、アイムスのチキンがおすすめです。

 

毛並みの悪さや皮膚炎などで悩んでいる猫の場合、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが良いまぐろやお魚ミックスがおすすめ。

タウリンも豊富であるため、免疫力を高めつつ、炎症や毛艶の改善も狙えるでしょう。

 

アイムスはインドアキャットのほかにも「子猫用」「シニア用(7歳以上、11歳以上、15歳以上)」など、ラインナップも豊富です。

愛猫の状態にぴったりのフードが見つかるかもしれませんね。

 

ただし、消化器の負担になる「穀物類」や猫に好ましくないとされている成分(ビートパルプや◯◯ミール、BHA、BHT)などが配合されているのも確か。

コスパが良いフードではありますが、リスクがゼロではないということは理解しておきましょう。

 

アイムスの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトを確認してみてください。

 

 

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