
グレインフリー、無添加、ヒューマングレードの原材料を使用しているなど似ている部分も多い「モグニャン」と「犬猫生活キャットフード」。
猫の体を第一に考えて作られたフードであるモグニャンと犬猫生活キャットフードには、どういった違いがあるのでしょう。
「モグニャンも犬猫生活キャットフードも安全らしいけど、なにが違うの?」
「モグニャンと犬猫生活キャットフードの使い分けってあるの?」
このような疑問を抱える方も多いのではないでしょうか?
この記事では、モグニャンと犬猫生活キャットフードについて、原材料や成分の違いを中心に徹底比較した結果を紹介します。モグニャンと犬猫生活キャットフードの違いや使い分けが分かるようになるため、ぜひ最後までお読みください。
「モグニャン」と「犬猫生活キャットフード」を6つの項目で比較しました!
グレインフリーかつ無添加のキャットフードである「モグニャン」と「犬猫生活キャットフード」。どちらもヒューマングレードの原材料を使用しているなど、共通点も多いです。
そんなモグニャンと犬猫生活キャットフードを、以下の6つのポイントについて徹底的に比較しました。
- コスパ
- 販売会社と購入可能な場所
- 主原材料と危険性
- 成分
- 対象
- 食いつきなどの口コミ
モグニャンと犬猫生活キャットフードを比較した結果は、以下の表の通りです。
モグニャン
|
犬猫生活キャットフード
|
|
①コスパ | ◯
1.5kg 4,708円 (144円/日) |
×
1.5kg 6,358円 (182円/日) |
②販売会社と購入可能な場所 | ◯
株式会社レティシアン 公式サイトでのみ購入可 |
◯
犬猫生活株式会社 公式サイトでのみ購入可 |
③主原材料と危険性 | ◯
白身魚65%、サーモンオイル、フィッシュスープ ※危険な原材料なし |
◯
生肉(鶏肉(日本)、牛肉(ニュージーランド、オーストラリア、日本)、金沢港の旬の魚(日本)、鶏レバー(日本)、豚油かす(日本)、カツオとマグロの魚粉(日本)、鶏油(日本)、マグロオイル(日本) ※危険な原材料なし |
④成分 | ◯
タンパク質27%、脂質11% 379kcal/100g |
◯
タンパク質31%、脂質15% 373kcal/100g |
⑤対象 | ◯
全猫種・全年齢 |
◯
全猫種・全年齢 |
⑥口コミ | ◯
|
◯
|
×
|
×
|
それぞれの項目について、ひとつずつ詳しく見てみましょう。
「モグニャン」と「犬猫生活キャットフード」比較①:コスパはどっちがいい?
モグニャンと犬猫生活キャットフードのコスパを比較した結果は、以下の通り。
モグニャン
|
犬猫生活キャットフード
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|
お試し | 100円(50g) | 550円(160g) |
2,178円(1.5kg)
※初回半額お試しコース |
||
価格(税込)と内容量 | 【1.5kg】4,708円
定期コースで最大20%OFF(3,766円) |
【1.5kg:750g×2袋】6,358円
定期コースで最大22%OFF(4,928円) |
1日あたりの値段
※3kgの成猫の給餌量で計算 |
144円(通常購入時)
116円(定期購入時) |
182円(通常購入時)
141円(定期購入時) |
コスパが良いのは「モグニャン」です。
モグニャンが1袋1.5kgで4,708円であるのに対し、犬猫生活キャットフードは1袋1.5kgで6,358円。
どちらもプレミアムフードであるため、ある程度高額なのは仕方のないことです。しかし、犬猫生活キャットフードはプレミアムキャットフードでも群を抜いて高額。
キャットフードは毎日食べるものであるため、「猫の体に良いものを与えたい」と思っていても、コスパが悪いと飼い主は頭を抱えてしまいますよね。
また、必ず愛猫が食べてくれるという保証もありません。
犬猫生活キャットフードは550円で160g(成猫で3〜4日分)、モグニャンは100円で50g(成猫で1日分)もしくは初回半額でのお試しコースがあります。
愛猫に合ったフードなのかを安く試すことができるのは、ありがたいですね。
最初はお試しコースで試してみて、愛猫が気に入るようなら継続して購入するという方法も良いでしょう。
「モグニャン」と「犬猫生活キャットフード」比較②:販売会社はどっちが安心?
モグニャンと犬猫生活キャットフードの販売会社について比較した結果は、以下の通りです。
モグニャン
|
犬猫生活キャットフード
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販売会社 | 株式会社レティシアン | 犬猫生活株式会社 |
購入可能な場所 | 公式サイトのみ | 公式サイトのみ |
原産国 | イギリス | 日本 |
生産工場 | 欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)の基準をクリアした工場 | 農林水産消費安全技術センター(FAMIC)の基準をクリアした工場 |
モグニャンも犬猫生活キャットフードも、販売会社の安全性は高いです。
モグニャンの販売会社は「株式会社レティシアン」。
株式会社レティシアンは、海外のプレミアムキャットフードを独占契約して直輸入・販売している会社です。そして、世界中のキャットフード市場を調査し尽くした上で、日本に住む猫向けに開発されたのがモグニャン。
モグニャンを製造している工場は、欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)の厳しい基準をクリアしているだけでなく、国際基準であるSAI GROBALランクAを取得しています。ペット先進国イギリスで、安全性と信頼性が高いと有名な工場なので、安心できますね。
また、原材料の納入時および製造完了後に品質テストを行い、すべてのテストをクリアしたフードだけがパッキングされます。パッキング後には、1袋1袋に製造番号が振られ、製造日や使用している原材料の産地などの情報を管理するという徹底っぷり。
対し、犬猫生活キャットフードの販売会社は「犬猫生活株式会社」となります。
犬猫生活株式会社は、世界一の品質と国産へのこだわりを持ってキャットフードを製造・販売している会社です。
犬猫生活キャットフードを製造している工場は、農林水産消費安全技術センター(FAMIC)の基準をクリアした工場です。ペットフードの製造環境に対する規制が緩い日本ですが、FAMICの基準は厳しいことで有名であるため、安心して良いでしょう。
モグニャンも犬猫生活キャットフードも、購入できるのは公式サイトのみ。
製造後にほかの販売店を挟む場合、販売店での在庫管理が問題で品質が損なわれる心配もありますが、モグニャンと犬猫生活キャットフードはその心配がありません。
モグニャン・犬猫生活キャットフードともに、製造過程も管理体制も徹底しているため、安心・安全と言えるでしょう。
「モグニャン」と「犬猫生活キャットフード」比較③:原材料がいいのは?
モグニャンと犬猫生活キャットフードの原材料には、大きな違いがあります。
どちらが愛猫に向いているのか判断する際の重要なポイントにもなるため、詳しくみていきましょう。
モグニャン
|
犬猫生活キャットフード
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|
主な原材料 | 白身魚65%、サーモンオイル、フィッシュスープ | 生肉(鶏肉(日本)、牛肉(ニュージーランド、オーストラリア、日本)、金沢港の旬の魚(日本)、鶏レバー(日本)、豚油かす(日本)、カツオとマグロの魚粉(日本)、鶏油(日本)、マグロオイル(日本) |
その他の原材料 | タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母、サツマイモ、ココナッツオイル、セルロース、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、乳酸菌 | イモ類(ジャガイモ(アメリカ)、サツマイモ(日本))、タピオカ澱粉(タイ)、ココヤシ粉末(マレーシア)、ひよこ豆(アメリカ)、ひまわり油(日本)、アルファルファ(フランス)、ごま油(日本)、リンゴ(日本)、トマト(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、ミネラル類(Ca、Zn、Cu)、アミノ酸(タウリン、メチオニン、リジン)、クランベリー(アメリカ)、海草(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K) |
穀物類 | なし | なし |
好ましくない原材料 | なし | なし |
人工添加物 | なし | なし |
モグニャンも犬猫生活キャットフードも、グレインフリーかつ無添加なキャットフードであり、猫の体に好ましくないものは一切使用されていません。
双方ともに、人間が食べても問題のない「ヒューマングレード」の原材料を使用していますが、その原材料は大きく異なります。
モグニャンの主原材料は、白身魚やサーモンといった魚のみ。
白身魚に豊富にある「オメガ3脂肪酸」には、血液をサラサラにする効果があります。そのため、猫の病気に多いとされる心臓病や糖尿病などの循環器疾患の予防に期待できるでしょう。
また、チキンを一切使用していないため、チキンアレルギーがある猫にも安心です。
対し、犬猫生活キャットフードは、魚類だけでなく肉類もふんだんに使用しています。
肉類に関しては、鶏肉・牛肉・豚肉などさまざまな種類を使用しており、栄養バランスへの配慮も◎。
しかし、たくさんの種類の原材料を使用しているが故に、アレルギー持ちの猫には注意が必要かもしれません。
猫は排便コントロールに問題を抱えやすい動物。
そのため、多くのキャットフードは、ビートパルプといった便を固める作用がある副産物を配合しています。しかし、モグニャンも犬猫生活キャットフードも、添加物には頼らず、サツマイモやタピオカ、オリゴ糖などの天然素材を配合して、排便サポートを強化しています。
猫の体に好ましくない原材料や不要な原材料は一切使用していないため、モグニャンも犬猫生活キャットフードも安全です。
しかし、原材料の内容は異なるため、猫の好みや求める効果で使い分けるのが良いでしょう。
「モグニャン」と「犬猫生活キャットフード」比較④:栄養価が優れているのは?
モグニャンと犬猫生活キャットフードは、成分や栄養価にも大きな違いがあります。
栄養価の違いにより、猫の体に与える効果も異なるため、詳しく見ていきましょう。
モグニャン
|
犬猫生活キャットフード
|
|
タンパク質 | 27%以上 | 31%以上 |
脂質 | 11%以上 | 15%以上 |
繊維 | 5.25%以下 | 3%以下 |
灰分 | 9.5%以下 | 9%以下 |
水分 | 5%以下 | 10%以下 |
オメガ6脂肪酸 | 1.3% | 1.95%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 2.5% | 0.58%以上 |
オメガ6:オメガ3 | 0.52:1 | 3.4:1 |
リン | 1.1% | 1.08% |
マグネシウム | 0.12% | 0.13% |
ナトリウム | 0.3% | 0.28% |
カルシウム | 1.3% | 1.41% |
カリウム | 0.8% | 1.16% |
タウリン | 0.1% | 01% |
カロリー
(100gあたり) |
379kcal | 373kcal |
栄養価に関しては、愛猫の状態により「モグニャン」が優れている場合と、「犬猫生活キャットフード」が優れている場合とがあるため、一概にどちらがいいとは言い切れません。
モグニャンは、脂質を抑えながら良質なタンパク質を摂ることができるフードです。高タンパク質のフードが注目されてきているなか、モグニャンのタンパク質は27%とやや低め。また、動物性タンパク質が白身魚のみであるため、脂質も少ないという特徴があります。
タンパク質や脂質は猫の成長には不可欠ですが、摂取のしすぎは腎臓や肝臓の負担になりかねません。モグニャンのタンパク質や脂質は、猫に必要な基準は守りつつも、過度な配合はされていないのです。
また、モグニャンに多く含まれる「オメガ3脂肪酸」は、血液をサラサラにする作用を持ちます。血液がドロドロになると、多量の血液を必要とする肝臓への負担は相当なものに。モグニャンは、臓器が弱っている猫やシニア猫に良いキャットフードと言えるでしょう。
対し、犬猫生活キャットフードはタンパク質が31%以上と高タンパク質なフードです。
しなやかで丈夫な筋、ハリのある肌や毛を作るためには、良質なタンパク質は不可欠。特に、急成長期である子猫や、運動量の多い成猫にはタンパク質の配合量が高いフードが望ましいとされています。
腎機能や肝機能が低下してきているシニア猫にはリスクがありますが、活発な猫や急成長期の子猫にはおすすめでしょう。
また、さまざまな種類の肉類や魚を使用しているため、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスも良好です。
オメガ3脂肪酸:オメガ6脂肪酸の比率が3:1〜10:1の場合、毛艶の改善や皮膚炎の改善に効果があるという報告も。毛艶や皮膚の状態が気になる猫にも、犬猫生活キャットフードはおすすめでしょう。
このように、モグニャンと犬猫生活キャットフードは、成分の違いから得られる効果も異なります。愛猫の状態に応じて使い分けるのが良いでしょう。
「モグニャン」と「犬猫生活キャットフード」比較⑤:対象の猫の種類・年齢は?
モグニャンと犬猫生活キャットフードの対象については、以下の通り。
モグニャン
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犬猫生活キャットフード
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|
対象 | 全猫種・全年齢
(推奨:生後2ヶ月〜) |
全猫種・全年齢
(推奨:生後2ヶ月〜) |
モグニャンも犬猫生活キャットフードも、全猫種・全年齢に対応しています。
そのため、年齢などのライフステージの変化に応じて、フードを変える必要がないこともポイントの1つです。
「モグニャン」と「犬猫生活キャットフード」比較⑥:食いつきがいいのは?
モグニャンと犬猫生活キャットフードの食いつきや口コミについて見てみましょう。
モグニャン
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犬猫生活キャットフード
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粒の大きさ | 直径5mm〜8mmの小粒 | 5mm〜13mmの俵型 |
良い口コミ |
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悪い口コミ |
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モグニャンも犬猫生活キャットフードも、「食いつきが良い」という口コミが多いです。しかし一方で、「全く食べない」という口コミも何件か見受けられました。
猫の好みにより食いつきの良さは変わりそうですが、魚系のフードが好きな猫ならモグニャン、肉系のフードを好む猫なら犬猫生活キャットフードが良いかもしれません。
また、モグニャンと犬猫生活キャットフードには、粒の大きさにも違いが。
モグニャンは5mm〜8mmと小粒であるのに対し、犬猫生活キャットフードは5mm〜13mmと大きさにばらつきがあります。
そのため、犬猫生活キャットフードには、「大きい粒のときは猫が食べにくそうにする」という口コミもありました。咀嚼力のある猫なら問題ありませんが、子猫やシニア猫など咀嚼量が弱い猫の場合には食べにくさを感じるかもしれません。
猫の好みや咀嚼力などで、フードを使い分けるのも良いでしょう。
「モグニャン」がおすすめの猫はこんな猫!
モグニャンは、以下のような猫におすすめです。
猫の状態 | おすすめの理由 |
肝臓や腎臓が弱っている猫 | タンパク質や脂質の含有量が多すぎないため、肝臓や腎臓への負担が少ない。
オメガ3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにする作用に期待できる。 |
循環器が弱っている猫 | オメガ3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにする作用に期待できる。 |
穀物アレルギーがある猫 | グレインフリー |
チキンアレルギーがある猫 | 動物性タンパク質は魚のみで、チキンを使用していない。 |
シニア猫 | タンパク質が多すぎないため、加齢に伴い消化機能が低下していても問題ない。
粒が小粒で食べやすい。 |
魚系のフードが好きな猫 | 白身魚を60%以上使用している。 |
安全を第一に考える場合 | 猫の体に好ましくないものは一切使用していない。 |
モグニャンの最大の特徴は、タンパク質や脂質が多すぎないという点。
高タンパク質のキャットフードが多いなか、モグニャンはタンパク質が多すぎないことに加え、低脂質なキャットフードです。タンパク質は猫の健康に欠かせませんが、肝臓や腎臓が弱い猫や消化機能が低下しているシニア猫の場合、負担になりかねません。
また、オメガ3脂肪酸が多く含まれるため、循環器へのケアにも期待できます。
高タンパク質を避けるべき状態にいる猫や循環器が弱っている猫には、モグニャンがおすすめと言えるでしょう。
また、チキンアレルギーや穀物アレルギーがある猫にもオススメできます。
なぜなら、動物性タンパク質が白身魚だけだからです。アレルギーの心配を排除して、安心して食べさせられるでしょう。
モグニャンの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
「犬猫生活キャットフード」がおすすめの猫はこんな猫!
犬猫生活キャットフードは、以下のような猫におすすめです。
猫の状態 | おすすめの理由 |
急成長期の子猫 | タンパク質が31%以上であり、急成長に必要なタンパク質をカバーできる。 |
運動量の多い猫 | タンパク質が31%以上であり、良質な筋肉を作り出せる。 |
穀物アレルギーのある猫 | グレインフリー |
毛艶や皮膚の状態が気になる猫 | オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが良い。 |
安全を第一に考える場合 | 猫の体に好ましくないものは一切使用していない。 |
犬猫生活キャットフードの最大の特徴は、タンパク質の高さ。
魚類だけでなく、牛肉や鶏肉・豚肉といったさまざまな種類の動物性タンパク質が使用されています。良質なタンパク質は、猫の健康や成長には欠かすことのできない成分。特に、急成長期の子猫や活動量の多い猫には、高タンパク質のフードは不可欠です。
ただし、高タンパク質のフードは、腎機能や肝機能が弱っている猫には返って毒になることも。さらに、種類豊富な肉類を使用しているため、アレルギーにも注意が必要です。
愛猫の状態から、食べさせても問題ないか確認するようにしましょう。
また毛並みの悪さや皮膚炎に悩んでいる猫にもオススメできます。
なぜなら、それらの症状に効果があると言われているオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが良好だからです。
犬猫生活キャットフードの詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。